ひとり会社を設立したら銀行口座の速やかな開設を![小さい会社の企業法務]

ひとり会社を設立したら銀行口座の速やかな開設を!

ひとり会社設立や小さい会社の企業法務・相続専門 司法書士・行政書士の桐ケ谷淳一(@kirigayajun)です。

はじめに

副業・複業で事業をする場合は、自分の銀行口座と別のものを作ることが大事、

法人化する場合も同様、銀行口座を作る必要があります。

法人化した際の銀行口座の作り方をまとめました。

ひとり会社を設立したら銀行口座の開設を!

会社設立時には口座開設はできない

当然といえば当然ですが、結構起業家の方から質問を受けるので、ここで紹介します。

会社設立当初は、法人自体設立されていないので、口座開設はできません。

では、発起人はどこに出資金を払い込むのか。

それは発起人代表者の口座に出資金を入金します。

定款認証が終わったあとに、発起人は各自口座に出資金を入金し、その後、本店所在地を決めたりする手続をします。

発起人口座に残高があるだけでは足りず、発起人が実際に入金したところがわかる通帳のコピーを「払込があったことを証する書面」と合綴し、会社実印で契印し書面にします。

会社設立後に銀行口座を開設!

現在、会社設立登記を法務局に申請すると、優先的に手続を完了させる「ファストトラック化」を導入しています。

申請後3営業日内に終わらせることを目的としています。

登記が完了したら、履歴事項全部証明書と印鑑証明書を取得して、いざ銀行口座開設へ。

最近大手都市銀行で銀行口座の開設が難しいことをよく聞きます。

なので、設立前に銀行口座を開設する準備をしておくといいでしょう。

必要となる書類等も確認し、設立登記が終わったらすぐに動けるようにしておきましょう。

実質設立登記を申請した日から会社としてスタートしているので、お金のやり取りも発生しているかもしれません。

なので、銀行口座開設は早めに行うようにしてください。

なお、最近はバーチャルオフィスとかを本店所在地にしている方が多いと聞きました。

銀行口座開設にあたり、バーチャルオフィスだと開設できないこともありえますので、注意してください。

詳しくはこちらの記事を御覧ください。

口座開設が終わったら出資金を移す

会社設立時には、発起人口座に出資金を入金していました。

それを発起人口座から会社名義の口座に移す作業をしてください。

一番まずいのは会社のために使ったのか個人のために使ったのかがわからなくなること。

領収書とかにメモを残しておくなりしてください。

会社の設立にかかった費用は経費にすることも可能ですので、領収書はなくさないようにしてください。

まとめ

会社名義の口座ができるのは、会社設立になってから。

それまでは発起人口座で設立に関する費用等は管理してください。

口座開設に時間がかかるので、金銭管理にも注意です。

今回は
『ひとり会社を設立したら銀行口座の速やかな開設を![小さい会社の企業法務]』
に関する内容でした。

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この記事を書いた人

司法書士・行政書士 桐ケ谷 淳一

司法書士・行政書士 桐ケ谷 淳一

鉄道(乗り鉄・撮り鉄両方)と麻婆豆腐・担々麺をこよなく愛する司法書士・行政書士です。
ひとり会社設立、副業・複業、小さな会社の企業法務の分野を得意としています。
1977年1月 東京生まれ東京育ち
2000年 日本大学法学部法律学科卒業
2004年 司法書士試験合格
2005年 行政書士試験合格
2007年 東京都江戸川区葛西駅前にて司法書士事務所・行政書士事務所を開業
2017年 平成27・28年施行改正会社法・商業登記規則、役員変更登記の注意点(株式会社レガシィから)のCD・DVDを出しました。

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