『学び効率が最大化するインプット大全』 樺沢紫苑著 インプットの辞書的役割の本 「AZ」前提のインプットとは?
東京都江戸川区葛西駅前 会社設立などの企業法務・相続専門 司法書士・行政書士の桐ケ谷淳一(@kirigayajun)です。
目次
はじめに
私は司法書士試験の勉強のときによく「インプットが重要」と言われていました。
でも、どのようにすればインプットを効率良くできるのか、
『学び効率が最大化するインプット大全』に答えが載っています。
この本のキーワードは「AZ」を前提としたインプットです。
『学び効率が最大化するインプット大全』 樺沢紫苑著 サンクチュアリ出版
『学び効率が最大化するインプット大全』を読んで感じたことや気付きとは?
『学び効果が最大化するインプット大全』を読んでの気付きは?
この本は「インプット」のことが理解できます。
インプットの基本原則を学び、それを深めるための80のポイントを学べ、さらにそのポイントを学んだ上で、インプットの応用を学べる、まさに「インプット」の辞書的な本です。
インプットに特化した本は今まで存在していなかったでしょう。
さらに、この本ではイラストや図表もあり、読みやすさも重視していると思いました。
だから読んでいてもスラスラ頭に入り、ストレスを感じません。
私が「インプット大全」を読んで感じたこと3つとして
- アウトプットを意識したインプットをする(「AZ」前提のインプット)
- 受け身でのインプットではなく、自分から積極的にインプットしないと身につかない
- 一度のインプットではなく繰り返し行うこと
私はこの本を読んでインプットのやり方がまだまだ甘かったと感じました。
『学びを効果が最大化するインプット大全』を読んでやってみたいことは?
「インプット大全」で、CHAPTER34「メモを見直す」があります。
私も小さいノートでメモを残すことがあります。
実際メモをブログの備忘録で書くだけで、その後メモ帳の活用ができていませんでした。
メモ帳を1ヶ月に1回整理することで新たな発見があることにぜひやってみようと思いました。
あと、自分が足りないと感じている「AZ」前提のインプット。
「AZ」とはこの本では(アウトプット前提)と定義されています。
結局情報を使い倒さないとインプットしても意味はない、アウトプットを意識したインプットを心がけることが、自己成長にもつながると感じました。
あわせて「自問自答する」というのも、今後はインプットする上で取り組んでいきたいです。
感想その1:情報多寡と言われる時代だからこそ インプット多寡に陥らない方法を学べる本
この世の中、インターネットやSNSで様々な情報が溢れています。
中には、ネット上でガゼネタも多く含まれています。
最近ではFacebookの規約が変更されたデマをコピペして投稿している方を見かけました。
情報多寡の時代にどのように自分に必要な情報をインプットするのか、この本にも詳しく書かれています。
良質な情報を得る上で、いらない情報をどう捨てていくか、これも情報化社会を生き抜く上で重要な要素です。
「インプット大全」では、絞り込みの方法も書いてありますので、ぜひ読んでいただきたいです。
自分も不必要な情報に巻き込まれないようにこの本を読んで注意しようと思いました。
感想その2:病気で学ぶ 目の白内障になって分かったこととは?
インプット大全のCHAPTER64に「病気から学ぶ」があります。
ちょうど自分がこの本が発売になったときに白内障になり、手術が必要になりました。
さらに、白内障になる一ヶ月前には右耳が急に膨らみはじめ、膨らみを抜く処置をしていました。
私は物心ついたときからアトピー性皮膚炎に悩まされていました。
そして外部からの要因もプラスして、上記の病気にかかったと思われます。
身体からのサインに耳を傾けるということも大事なのか、このこともインプットしないといけませんね。
今後どのように仕事とプライベートを過ごしていくかがアウトプットにつながると、今回の病気を通じて学ぶことができました。
自分や他人を責めるのではなく、病気を受け入れること
病気は、あなたに「気付き」や「学び」を与えるために生じている「警告サイン」
(インプット大全204~205頁)
病気は受け入れて(インプット)、今後どのような対策を講じるのか(アウトプット)、そのうえでさらなる対策を考える(フィードバック)が重要ですね。
このブログでも似たようなことを書きました。
『学びを効果が最大化するインプット大全』を読んでほしい方は?
自分の体験を通じてですが、これから資格試験を受験される方は、ぜひ読んでほしいです。
司法書士試験は先日択一式の基準点が公表されましたが、他の資格試験も試験が終わったら合格発表までに読んでほしいです。
下記ブログは司法書士試験の受験生を対象にしていますが、他の受験生にも応用できます。
予備校では短期合格者のマネをするといいといいますが、具体的な方法は置かれている環境によって異なります。
となると、インプットのことを理解していないと、ただ闇雲に講義を聞くだけとか受け身の勉強しかできなくなります。
インプットは自分から積極的に情報を掴まないと頭に残りません。
合わせて「AZ」前提にしないとうまくいきません。
この本はインプットの辞書的役割を果たしているので、ぜひ資格試験を目指している方には読んでほしいです。
ついでながらアウトプットもこの時期に学ぶことをおすすめします。
そのときにおすすめな本は『学びを結果に変えるアウトプット大全』です。
まとめ
「自問自答」と「AZ前提」
インプットする上での大事な要素。
私はさらに自分から積極的に情報を取りに行くというのがインプットでは大事だと思いました。
情報多寡の時代だからこそ良質な情報のインプットが大事、自分に起きたことは受け入れて今後の対策を講じる。
この本を読んで学んだことです。
今回は
『『学び効率が最大化するインプット大全』 樺沢紫苑著 インプットの辞書的役割の本 「AZ」前提のインプットとは?』
に関する内容でした。
『学び効果が最大化するインプット大全」の目次
はじめに
アウトプットとは何か?
CHAPTER1 インプットの基本原則 RULES
CHAPTER2 科学的に記憶に残る本の読み方 READ
CHAPTER3 学びの理解が深まる話の聞き方 LISTEN
CHAPTER4 すべてを自己成長に変えるものの見方 WATCH
CHAPTER5 最短で最大効率のインターネット活用術 INTERNET
CHAPTER6 あらゆる能力を引き出す最強の学び方 LEARN
CHAPTER7 インプット力を飛躍させる方法(応用編) ADVANCED
おわりに
今回紹介した本はこちら
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