2020年合格を目指す司法書士受験生が2019年8月にしなければならないことは?
東京都江戸川区葛西駅前 ひとり会社設立や小さい会社の企業法務・相続専門 司法書士・行政書士の桐ケ谷淳一(@kirigayajun)です。
目次
はじめに
2019年の司法書士試験が終わり、1ヶ月が経過しました。
択一式の基準点がどうなるか8月7日の段階では分かりませんが、各司法書士資格試験予備校は基準点は低くなると読んでいます。
さて、2020年司法書士試験合格を目指す受験生が、2019年8月にしなければならないことは何か、紹介します。
2020年合格を目指す司法書士受験生が2019年8月にしなければならないことは?
なぜ司法書士試験に合格したいのか 司法書士として何をしたいのかをもう一度確認!
2019年の試験に手応えがまったくなく、来年も受験するという方もいるでしょう。
ただ、ダラダラ試験勉強しても、来年は絶対に受かりません。
なぜ司法書士になりたいのか、ここが明確にならないうちは、試験勉強しても時間と費用の無駄です。
難関資格試験であればあるほど、試験と試験後自分が何をしたいのかというモチベーションを維持する必要があります。
試験勉強に際し、もう一度なぜ自分が司法書士を目指しているのか、この時期に見つめ直しましょう。
司法書士試験 インプットとアウトプットの見直しを!
司法書士試験受験者で、最近気になっているのは情報多寡になりすぎているのではないかということ。
最新の判例や先例に気を取られ、肝心の条文をおろそかにしていないでしょうか。
司法書士になる以上、実務で大事なのはやはり条文です。
条文を使いこなせ、その上で判例を押さえるのが試験勉強の王道です。
そして、受からない受験生はやたらインプット過剰になっている傾向にあります。。
いろいろなものを詰め込んで、必要な知識が試験のときに出ない、つまり根底となる基礎がおろそかになっている方が多い。
なので、インプットとアウトプットをしっかり見直すことから始めてみてはいかがでしょうか。
インプットとアウトプットについては、以下の本で詳しく書いていますので、こちらを御覧ください。
民法改正法の勉強を8月中に終わらせる
実務でも、民法の債権法・相続法の改正法の研修が多く行われています。
司法書士受験生も、2020年試験に向けて改正法の勉強をしないといけません。
書店に行けば改正法の書籍も販売していますし、予備校でも民法改正の対策講座を行っています。
比較的時間のある8月に民法改正の対策は講じるべきで、できれば8月中に民法改正法の勉強はひととおり終わらせるべきです。
2019年の司法書士試験に受かりそうだと思っている方も、実務では改正法で動いていくので、改正法を学ぶのは今の時期がいいです。
合格後研修が目白押しで、今の時期しか勉強する時間を確保できませんので。
まとめ
来年司法書士試験の合格を目指す方は、なぜ司法書士になりたいのか、そこから考えることが重要です。
8月は司法書士受験生にとって時間がある月なので、もう一度原点にもどることも大切です。
今回は
『2020年合格を目指す司法書士受験生が2019年8月にしなければならないことは?』
に関する内容でした。
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本文中に紹介した「インプット大全」について、なぜ司法書士受験生にすすめるのか、こちらのブログも御覧ください。