2019年度(平成31年度)司法書士試験最終合格発表が!
ひとり会社設立や小さい会社の企業法務・相続専門 司法書士・行政書士の桐ケ谷淳一(@kirigayajun)です。
目次
はじめに
2019年11月5日、司法書士試験の最終合格発表がありました。
データを見て、気になったところをまとめてみました。
2019年度(平成31年度)司法書士試験最終合格発表が!
合格者数は?
そもそも受験者数が減少し、午前・午後ともに受験した数は13,681名。
その中で最終合格者は601名でした。
出願者数は16,811名で、出願者ベースでの合格割合は3.5%、受験者数ベースでの合格割合は4.3%でした。
やはり、出願者数が減ると、合格者も下がる傾向にありますが、相変わらず出願者ベースでみると、合格割合は3.5%と狭き門ですね。(受験者数ベースだと4%を超えていますが)
やはり、東京が151名と多く、合格者が0という地域もありました。
合格者の平均年齢は?
合格者の平均年齢が、なんと40歳を超えてしまいました。
平均年齢は40.08歳と、昨年が38歳だったので、2歳位上昇。
何か要因はあるのでしょうか。
ところで最低年齢が20歳、平成11年合格が1名、平成10年合格が3名いました。
平成10年頃、自分が司法書士試験の勉強を始めた年。
その頃生まれた人が今年合格するとは時代の長柄を感じてしまいます。
2020年の司法書士試験はどうなるか?
発表によると、来年以降受験地が全国各地ではなくなり、会場が絞られてしまいます。
おまけに民法改正(債権法や相続法)が本格的に出題されると思われ、場合によっては出願者が減るのではないかと危惧されています。
来年以降、民事執行法や司法書士法、さらに会社法改正も予定されており、逆に来年が合格の狙い目と言えるかもしれません。
なので、2019年残念な結果で終わった方も、次年度は逆にチャンスかもしれませんし、来年受からないと法律改正でやることが増えてしまいます。
なので、いま司法書士を目指している方は、来年がチャンスだと思い、ぜひ勉強をしていただきたいです。
まとめ
2019年の司法書士試験の結果を見て気になったことを書きました。
やはり合格年齢が上がっていることが個人的には気になっています。
今回は
『2019年度(平成31年度)司法書士試験最終合格発表が!』
に関する内容でした。
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