東京都江戸川区 ひとり会社設立や小さい会社の企業法務・相続専門 司法書士・行政書士の桐ケ谷淳一(@kirigayajun)です。
目次
はじめに
「資格合格逆算メソッド」。
合格(=受験日)点を取るために、逆算して今何をすべきかを考えるメソッドです。
司法書士試験の日程も公表されているので、それに向けて今何をすべきかが重要です。
特に社会人受験生はゴールデンウィークのまとまった時間を勉強に使える最後のチャンスとなります。
今回は「逆算メソッド勉強法」として、司法書士受験生がゴールデンウィークに何を勉強すべきかを紹介していきます。
司法書士試験の受験案内書を確認することからスタート!
毎年受けているから、司法書士試験の受験案内書を見ていないという方が一定数います。
司法書士試験の受験案内書は、その年の試験の試験範囲や申請受付期間、試験日程など大事なことが書かれています。
なので、毎年必ず見るようにしてください。
令和5年度から受験申請書に添付する写真サイズ等が変更となっています。
昨年と受験案内書が異なっているので、受験生は必ず見てください。
受験案内書を見るときに法令等の適用日を確認しておく
必ず筆記試験の法令等の適用日は確認してください。
令和5年度の試験の場合は、令和5年4月1日現在において施行されているものとなります。
民法改正のうち、相続土地国庫帰属制度の部分は試験範囲外となり、共有などの改正は試験範囲となります。
とはいっても、その年の4月1日施行の試験問題は、実務がまだ運用されていない以上、変な問題は出しようがありません。
改正の趣旨や条文を押さえておけば問題ありません。
むしろ改正法ばかり勉強することはリスクが大きいことを意味しています。
ある意味、改正法の勉強に深追いすべきでないというのが「逆算メソッド勉強法」です。
社会人受験生のゴールデンウィークの司法書士試験勉強法
社会人受験生は平日の勉強時間の確保は難しく、まだ消化未了の部分が多いでしょう。
特に今年本試験初めての場合は、全部の科目が終わっていなくて焦っている方もいるかもしれません。
その方々に向けて、試験当日が決まっている以上、今できることに焦点をあてて勉強していく必要があります。
まずは、ゴールデンウィークの予定を書き出してください。
その上で、どこまで勉強できていればいいのかの到達点を考えてください。
最終的には試験日に合格できるだけの知識を身につければいいのですから、ゴールデンウィーク中はここまで完成させようというところを決めてください。
勉強時間を多く確保できるのはいいですが、集中力はそんなに維持はできません。
適度な休息とリラックスタイムを設けて行うべきです。
あとは、睡眠時間を削ってまで勉強はしないでください。
「四当五落」という4時間睡眠した人が受かり、5時間睡眠の人が落ちるという時代ではありません。
むしろ睡眠時間を多く取ることで勉強してきた知識を落ち着かせる効果があります。
ゴールデンウィークの勉強法で大事なこと
まずは、今年本試験初めて受ける人は、試験範囲の科目をひととおり終わらせることを目標にしてください。
答案練習会も大事ですが、全ての科目をまずはしっかり勉強することが大事です。
あと大事なことは、知識を忘れがちな方はとにかく繰り返し行うこと。
忘れさせない工夫というのも必要です。
そうなると新しいテキストや分野をやっている時間はありません。
時間があるからといって、違うものに手を出すことは、今年の試験に落ちることだと意識してください。
むしろこの時期で大事なのは「ひたすら繰り返す」ということです。
繰り返すことで知識が定着し、応用力も身につくのです。
まとめ
この時期は焦りがちですが、まずはしっかり無理のない範囲で勉強計画を立ててください。
勉強時間の詰め込みを避け、少し余裕を持った計画にすることが大事です。
ゴールデンウィークの勉強で合否が変わってきます。
今回は
『【司法書士資格合格逆算メソッド】ゴールデンウィーク突入!直前期の勉強方法はどうすればいいか?』
に関する内容でした。
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