【資格合格逆算メソッド】過去問集と予想問題集どちらが大事なのか?

東京都江戸川区 ひとり会社設立や小さい会社の企業法務・相続専門 司法書士・行政書士の桐ケ谷淳一(@kirigayajun)です。

はじめに

「資格合格逆算メソッド」。

ゴール(合格)から逆算して、今何をすべきかを意識していく勉強法が「資格合格逆算メソッド」です。

今回は、過去問と問題集、そして予想問題集、資格試験の勉強をする上でどれが大事なのかを書きます。

過去問は資格試験の勉強の道標

過去問の大切さ。

資格試験の出題範囲を知ること。

難易度や答えやすさを知ること。

「過去問を制するものは資格試験を制する」といっても過言ではありません。

まずは、過去問の範囲を確実に勉強する必要があります。

とはいっても、いきなり過去問を解くというのも効率的ではありません。

そこで、まずは、テキストを読んでインプットしていく。

次に過去問でアウトプット。

いきなり過去問を解いても答えが出ないことが多いので、テキストに戻ってフィードバック。

インプット→アウトプット→フィードバックをひたすら繰り返すことが、資格試験の勉強の方法です。

繰り返し行うことは単調になるので、どうしても他の問題集に手を出しがちです。

しかし、問題集はあくまでも予備校が作成しているものであり、精度は過去問に比べると落ちてしまいます。

まずはしっかり過去問を軸にインプット→アウトプット→フィードバックをすることが大事になります。

過去問で未出分野が出たときはどうするか?

過去問を解いていくと、選択肢がまだ学んでいない分野のところも出てきます。

もしくは、その分野だけの知識だけでは足りず、他の分野の知識を融合した出題もされます。

どうしても過去問集を分野別に編集すると、その分野がメインな問題であっても、他の知識が必要になってくることもあります。

その場合、いくら考えても時間のムダなので、付箋をして、2回目に解くときに確認していきましょう。

過去問は何度でも繰り返し解くことになるので、知識が増えれば、引き出しも増えてくるので、答えの根拠も出せるようになります。

分からなくても焦る必要はありません。

どんどん先に進めていきましょう。

テキストと過去問週は同じ出版社で同じシリーズがいいのか? アウトプットしてフィードバック

では、過去問集はどんなものを選んだらいいのでしょうか?

結論は、テキストと過去問集、できれば、同一シリーズのものを選ぶといいです。

そのテキストをもとに過去問集も編纂されているので、ストレスを感じることがなく、効率よく勉強できます。

ただ、同一シリーズのテキストと過去問集がない場合は、同じ出版社のものを用いると勉強はしやすいです。

場合によっては、過去問に書いてあっても、テキストでは触れられていないもしくは説明が少ないこともあります。

その場合には、テキストに過去問の情報を書き込んで置くことが大事です。

私の勉強法では基本ノートの作成は不要で、全て書き込んでおいて、自分オリジナルのテキストを作ることを推奨しています。

ノートはあくまでも自分の弱点があった場合に作るのはいいですが、ノートを作って勉強した気になるのを防ぐ意味もあります。

自分の弱点ノートを作ったり、自分のオリジナルのテキストは、直前期にものすごく効力を発揮する資料となります。

なので、普段の勉強から、直前期に使う材料をこしらえているというイメージを持つことが大事です。

これも「逆算メソッド」の一つです。

予想問題集はあくまで予想に過ぎない 過去問の勉強が重要

よく資格試験予備校で、答案練習会とか予想問題演習とかの講座が開講されます。

そして、問題の論点が一致すると、受講生増加させるためか公表しているところもあります。

しかし、論点があっているといっても実際問題がそっくりそのまま出題されるということは皆無です。

予想問題はあくまでも予想問題。

知識の確認のために受講するのは時間に余裕がある方はすべきでしょう。

しかし、時間に余裕がなく、過去問を繰り返し回すのに精一杯のかたは、過去問(この時期は年度別過去問集を使う)をしっかりやり込むことをおすすめします。

やはり、合格できるかどうかと言うのは、過去問レベルの曖昧な知識がどれだけ少ないか、合格者なら解ける問題でいかに落とさないか、そこが大事になります。

予想問題よりも過去問、ここが大事になります。

一方で、本番を模して行われる「公開模試」は時間の許す限り参加してください。

時間配分とかの訓練は、公開模試でないとできません。

公開模試の成績はどうでもいいです。

本番で自分はどうやって合格するのかの戦略を構築する場所の練習の場が「公開模試」なのです。

あくまでも合格から逆算して戦略を立てることが、短期合格への道なのです。

まとめ

資格試験の勉強は、過去問を軸にテキストでインプット、過去問でアウトプット、またテキストに戻ってフィードバックしていくことが大事です。

単調な繰り返し作業になりますが、それに耐えられるかが合格への第一歩となります。

今回は
『【資格合格逆算メソッド】過去問集と予想問題集どちらが大事なのか?』
に関する内容でした。

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司法書士・行政書士 桐ケ谷 淳一

鉄道(乗り鉄・撮り鉄両方)と麻婆豆腐・担々麺をこよなく愛する司法書士・行政書士です。
ひとり会社設立、副業・複業、小さな会社の企業法務の分野を得意としています。
1977年1月 東京生まれ東京育ち
2000年 日本大学法学部法律学科卒業
2004年 司法書士試験合格
2005年 行政書士試験合格
2007年 東京都江戸川区葛西駅前にて司法書士事務所・行政書士事務所を開業
2017年 平成27・28年施行改正会社法・商業登記規則、役員変更登記の注意点(株式会社レガシィから)のCD・DVDを出しました。

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