東京都江戸川区 ひとり会社設立や小さい会社の企業法務・相続専門 資格試験アドバイザー 司法書士・行政書士の桐ケ谷淳一(@kirigayajun)です。
目次
はじめに
司法書士試験で実際にある話。
予備校の答案練習会で、成績上位者としてよく名前が出ている人がいます。
しかも一桁台で。
しかし、本試験になると、なぜか受からない…
昨今の答案練習会では成績上位者の名前が掲載されているか分かりませんが、実際に自分が受験生だった時は結構上記のような事例がありました。
司法書士試験の事例で書きましたが、各種資格試験でも同じような現象が起こります。
なぜそのようなことが起きてしまうのか、私なりに分析してみました。
本番の試験は答案練習会と同じ感覚にならないと心得よ!
資格試験予備校の答案練習会は普段通っている予備校の教室で、教室担当が予備校アルバイトもしくは職員。
その予備校の授業に出ていて、同じ教室であると、緊張感は出ません。
しかし、本試験となると勝手が違います。
資格試験の要項に細かいルールが定められております。
ペットボトルしかり、耳栓然り、予備校の公開模試等とことなり、試験官から要項を守らないと注意を受けてしまい、些細なことでも普段どおりにいかなくなります。
注意されてしまうと、動揺してしまい、ペースも乱れてしまいます。
また試験会場独特の雰囲気に飲み込まれてしまうため、思う以上に実力が出ない。
そのようなことが答案練習会上位の人でも出てしまいます。
実は比較的答案練習会の上位の人は試験に何回も受けていて実力があるにも関わらず、残念な結果に終わる人もいます。
なので、普段落ち着けば解ける問題であっても読み違いなりケアレスミスをしてしまう。
なので、点数も意外と伸びずに落ちてしまう…結構このような方が多いのです。
試験の雰囲気に飲み込まれてしまうための訓練をしておく
試験会場は答案練習会の教室と違い緊張感がピリピリしています。
試験時間中に机の上においていいものも決まっています。
なので、答案練習会や公開模試を受講されるのであれば、本試験同様に受講する必要があります。
あとは、本試験同様のスタイルで自分から慣れていくということが必要です。
普段から耳栓をつけて勉強している人は、本番では耳栓は使えない試験もあるので、必ず耳栓をなしで勉強するとか普段の勉強からやっていくことが大事です。
本試験を答案練習会と同じ状態で受ければ実力は発揮されるのですから、本試験に対する精神的な問題が大きいです。
答案練習会で成績がよく本試験で結果が出ない人がやりがちなこと
普段は実力があるのに、本試験になってしまうと結果が出ない方へ。
そういう方こそ、基礎の基礎を徹底的にやるべきなのかと。
多くはケアレスミスとか問題文の読み違いで点数を落としていることが多いです。
そこに気付かずに、ややこしいことをしようとしている方がいますが、かえって合格が遠のきます。
こういう方こそ基礎の勉強が合格への第一歩となるのです。
なので、まずは前年度の問題をみて、自分がどこでミスをしたのかを分析することが大事です。
ケアレスミスが意外と多いことに気づくのではないでしょうか。
それに気づかないで満点を取る勉強をしてしまうから、本試験の傾向とずれてしまい、受からなくなってしまうという悪循環に陥ってしまうのです。
まとめ(今日の気づき)
本番で答案練習会と同じ実力が出ない方へ、問題文をまずは素直に読む訓練をする。
それで間違えてしまうこともあるので、まずは素直に過去問を使って問題文を読む訓練をするのもありです。
本試験に合わせて、普段の勉強から本試験の環境に合わせて勉強する
今回は
『各種資格試験 答案練習会では成績上位者にいるのに試験になると結果が出ないのか?』
に関する内容でした。
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