資格試験 択一過去問は1回だけやれば大丈夫か?問題集はやる必要があるのか?
東京都江戸川区葛西駅前 ひとり会社設立や小さい会社の企業法務・相続専門 司法書士・行政書士の桐ケ谷淳一(@kirigayajun)です。
目次
はじめに
よく質問を受けることですが、資格試験で過去問はしたほうがいいのか、もしくは何回過去問を回したほうがいいのかということ。
資格試験によって、過去問中心にするのか、問題集を中心にするのかは変わってきます。
今回は、司法書士・行政書士・日商簿記2級・FP3級を取得している私が過去問のことについて触れていきます。
資格試験 過去問は1回だけやれば大丈夫か?問題集はやる必要があるのか?
過去問利用方法 しつこいくらい繰り返し過去問を潰す
法律系の資格(司法試験や司法書士試験など)は市販の問題集より過去問をまずはきっちり押さえてください。
過去問と類似の問題もでますし、何しろ出題傾向を探ることができるからです。
過去問をしっかりこなすことで、答案練習会を受けて復習するときも優先順位を決めて勉強することもできます。
過去問の派生論点で、類似の制度の比較や横断的知識も身につけることができます。
過去問は3回回せばいいとかいう講師もいるようですが、そもそも過去問を覚え込むくらいまずはしっかりやるべきです。
司法書士試験で受かっていない方の多くは過去問をしっかりやっていなくて、答案練習会とか他の問題集をしていて、過去問を軽視する傾向にあります。
ある短期合格者の方は、とにかく過去問をしっかりやっていたと言っていました。
過去問何度も回しているという方、ただ解くということだけしていませんか?
答えをいくら知っていても意味はありません。
出題の背景、適用条文、他の制度や趣旨をしっかり分析してしないのであれば過去問をしたことにはなりません。
過去問よりも問題集を優先的にするといい資格 日商簿記
一方、日商簿記の場合は、テキストをただ読んでもかえって逆効果。
むしろ問題集や過去問をしっかりやって、解き方を覚えるほうが効率的だからです。
実は日商簿記2級合格を目指していたとき、テキストを優先して読んでいました。
しかし、頭に残らない、どうしようかと思ったときに、問題集を解いていこうということで、テキストと同じ業者・著者の問題集を利用して解きました。
そのおかげで、商業簿記のイメージが寄り付きやすくなり、だんだん分かりやすくなりました。
試験によっては問題集を優先してやるといいかもしれません。
まとめ
資格試験は、まずは過去問をしっかりやること。
それが大前提です。
もし、なかなか試験に受からない人は、過去問とどう向き合っているのかをまずはしっかり確認しましょう。
満点でなくても合格できることをまずはしっかり知った上で過去問対策をするようにしましょう。
今回は
『資格試験 過去問は1回だけやれば大丈夫か?問題集はやる必要があるのか?』
に関する内容でした。
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