各種資格試験 ダブルライセンス・トリプルライセンスを目指すべきか?ダブルライセンスを取得している司法書士・行政書士が解説
東京都江戸川区葛西駅前 ひとり会社設立や小さい会社の企業法務・相続専門 資格試験アドバイザー 司法書士・行政書士の桐ケ谷淳一(@kirigayajun)です。
目次
はじめに
各種資格試験。
2022年、自己研鑽するために資格試験の勉強を始めている方もいるでしょう。
ところで、一つの資格を取得した後、さらに上位の資格を目指すべきかという質問をいただきます。
今回は、司法書士・行政書士登録している私から、ダブルライセンス、トリプルライセンスを取得すべきかについて書きます。
各種資格試験 ダブルライセンス・トリプルライセンスを目指すべきか?ダブルライセンスを取得している司法書士・行政書士が解説
ダブルライセンスを取得してよかったこと
よくお客様から、以下のことを聞かれます。
司法書士と行政書士、ダブルで資格取得大変ではないですか?
自分では司法書士試験の合格発表まで時間が会ったので、似たような試験科目がある行政書士試験の勉強をして、なんとか運良く合格できたという経緯があります。
ダブルで資格を取得したメリットは、やはり仕事の幅が広がるということがあります。
自分の場合は、司法書士の売上が9割近くに上り、行政書士の売上が1割程度です。
ただ、どうしても司法書士の業務だけでは扱いきれないこともあり、行政書士登録していたために、昨年の売上にも貢献できたという経緯があります。
なので、資格で独立したい方は、できれば業務の幅を広げられるのでダブルライセンス、トリプルライセンスを目指すのもありです。
ダブルライセンス・トリプルライセンスの勉強のしかたは?
おそらく多くの方は、簡単な資格からスタートし、ステップアップして難関資格試験を目指していくでしょう。
例えば、最初は宅建士からスタートし、その後行政書士、司法書士とステップアップする方もいるでしょう。
会計系だと最初は日商簿記3級からはじめ、税理士、公認会計士試験とステップアップという形になります。
さて、最初の資格は独学でも難なく取れたが、ステップアップしていくとだんだん難しくなってきます。
なので、最初の資格取得の段階から、自分が最終的に取得したい資格を意識して勉強したほうが効率がいいです。
宅建士の場合は、民法が試験範囲となりますが、行政書士・司法書士試験でも民法は試験範囲です。
難易度が極端に変わってしまいますが、ある程度宅建士のときに勉強しておくと、次の資格試験のステップアップのときに大いに役に立ちます。
もし、宅建士試験だけ合格を目指し、後日行政書士なり司法書士なりにステップアップするのであれば、最初から民法の勉強をやり直したほうがかえって効率がいいです。
余計な知識が邪魔をしてしまい効率よく勉強できなくなることもあります。
ということで、ステップアップして資格試験を目指すのであれば、最初の資格試験取得のときに勉強の幹をしっかり構築することが、短期で難関資格試験を取得できる基礎になります。
まとめ
ダブルライセンス、トリプルライセンスは、自分の人生を変える契機にもなります。
ただ、闇雲にダブルライセンス、トリプルライセンスを目指しているのでは、いつまで経っても受かりません。
「戦略」をしっかり立てて、期間を決めて勉強することをおすすめします。
今回は
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