ひとり会社設立や小さい会社の企業法務・相続専門 鉄道大好き司法書士・行政書士の桐ケ谷淳一(@kirigayajun)です。
目次
はじめに
2021年8冊目の読書日記。
今回は、文章の達人山口拓朗さんの書籍『9割捨てて10倍伝わる「要約力」』(日本実業出版社)を紹介します。
9割捨てて10倍伝わる「要約力」 山口拓朗 日本実業出版社 2020年07月16日頃 売り上げランキング :
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このご時世でZoomなどで会議とかが多いでしょう。
しっかり自分の意見が相手に伝わっているでしょうか?
しっかり容量よく伝えるためには、しっかりした「要約力」を身につけることが大事。
このことに気づかせてくれた本でした。
早速、この本を読んでの気付きとToDoを紹介します。
『9割捨てて10倍伝わる「要約力」』by山口拓朗 死んでもこれだけは言っておくことの重要性とは?
『9割捨てて10倍伝わる「要約力」』本の内容は?
この本は「要約力」をキーワードに、どのようにしたら要約力を身に着けられるかが詳細に紹介してあります。
要約力を身に着けていく上で重要なキーワードがあります。
「要約力」とは一体何ですか?
(中略)
死んでもこれだけは言っておく!を見つけること。「これだけは言っておく!」でもいいのですが、そこに覚悟を植えつけるために、あえて「死んでも」と添えました。
(本書35頁)
要領よく相手に伝えるためにこの「死んでもこれだけは言っておく」ということが本当に重要なのかと思いました。
「死んでもこれだけは言っておく!」というところだけフォント数が大きく太字になっているところからも一番この本では伝えたかったところなのでしょう。
自分も会議や打ち合わせのときに「要約力」を意識して話していたのかは、正直できていなかった気がします。
結構おしゃべりで長く話している方が一番いいのかと思っていたこともありました。
実はそうではなく、きちんと情報を整理して分かりやすく噛み砕いて端的にお話できる人がすごい人なのだとこの本を読んで気づきました。
以上をもとにこの本を読んでの気づきを紹介します。
『9割捨てて10倍伝わる「要約力」』を読んでの気づきとは?
1つ目の気づきは、情報をしっかり把握して整理して伝達する。
収集して整理することで何をまずは伝えるべきなのかを考える。
相手も忙しい方が多いので、何が一番重要なのかを意識することが大事であると気づきました。
2つ目の気づきは、意外とこの話にとって重要でないことをダラダラ話してしまうことが自分では多いこと。
幹の部分があるのに、それとあまり関係のないことを話してしまうことが多いかもしれないと読んでいて感じました。
しっかり伝える「幹」をしっかり整理した上で、あとは必要に応じて「枝葉」をつけていくという意識で話していこうと思いました。
3つ目は「優先順位をしっかり決めて話す」こと。
これも「死んでもこれだけは言っておく!」を意識して、何が相手にとって重要な情報なのかを峻別して考えることが必要だということ。
結局相手に「くどい」とか「わかりにくい」と思われたら意味がない。
そこで、本当に重要な情報だけをしっかり伝えていかないといけない。
そのためには「要約力」を身につけていくことが重要なのかとこの本で感じました。
『9割捨てて10倍伝わる「要約力」』を読んでやっていきたいこと
この本を読んですべての内容をToDoとしてやっていきたいです。
特にこだわってやってきたいことの1つ目は、相手に自分の意図していることをしっかり伝えるためにも、まずは優先順位を心がけること。
2つ目は、「死んでもこれだけは言っておく!」ということを常に意識して要約していくこと。
それらの訓練にいいのがTwitter。
140字以内で書かないといけないので、本当に伝えたいことを書いて相手に共感してもらえるのかを試すには絶好の機会。
相手から「話が分からない」と言われたら終わりなので、シンプルに伝えるということを意識していきたいです。
まとめ
話すだけでなく、書くということにもこの本は参考になります。
これからの時代、相手に自分の意図をしっかり伝えることがより重要になる時代。
そのためにも「要約力」は必要なスキル。
その「スキル」を是非この本で学んでください!
今回は
『『9割捨てて10倍伝わる「要約力」』by山口拓朗 「死んでもこれだけは言っておく」ことの重要性とは?』
に関する内容でした。
今回紹介した書籍はこちら
9割捨てて10倍伝わる「要約力」 山口拓朗 日本実業出版社 2020年07月16日頃 売り上げランキング :
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