司法書士試験 長く受験期間がかかっている人は短期合格者を真似るべきか?
ひとり会社設立や小さい会社の企業法務・相続専門 鉄道大好き司法書士・行政書士の桐ケ谷淳一(@kirigayajun)です。
目次
はじめに
司法書士試験の筆記試験の択一式の基準点が公表されました。
また社会保険労務士の合格発表や行政書士試験も最近行われました。
今年もダメだったという方もこのブログの読者の中にはいるかも知れません。
私も司法書士試験6回もかかっているので、どうやったら合格できるのか悩んでいました。
そこで自分がとった対策を今回は紹介します。
司法書士試験 長く受験期間がかかっている人は短期合格者を真似るべきか?
短期合格者はなぜ合格できたのかを学ぶべき?
たまたま、私が司法書士試験4回目に落ちたとき、2回目で合格された方とお会いすることができました。
この方のテキストを見せていただきましたが、一つに情報を集約していて、それを見て過去問をしっかりやって合格されたとのこと。
つまり、一つのテキストで試験に必要なあらゆる情報を集約して、これさえ読めば大丈夫というものを作っていたのです。
なので、この方の真似をして、情報集約を行って、あとは条文を丁寧に読んで、やっと点数が伸びてきました。
この方法が一番合格への近道なのかと思いました。
司法書士試験 情報が多いからこそ情報の集約を!
自分が受験生だった15年前と比べると、司法書士試験に関する情報量は増えてきている気がします。
なので、情報をしっかり集約する力がより求められる時代になったのかもしれません。
まずは過去問をしっかりやって、その派生論点をしっかりまとめるところからスタートしたほうがいい気がします。
予備校の基礎講座に通っている方は、講師のアドバイスを信じてやっていけばいいかと。
あとは条文をしっかり読み込むことが最近の試験では重要になっている気がします。
司法書士試験の午前の部の基準点が最近伸びていないことを考えると、本来ならできないといけない部分ができていない可能性が多いかもしれません。
となると、ますます三種の神器、条文・過去問・テキストの重要性がより増しています。
結局は過去問をしっかり使いこなすことと条文を丹念に読み込んでいくことがまさにスタートラインになるでしょう。
自分も、働きながら試験勉強していたので、どうしても時間がなかった。
なので、教材の絞り込みと条文・過去問を丁寧にやっていきました。
やれることは限られますが、応用力もついたと感じています。
短期合格者の思考も意識
1回もしくは2回で受かる方は、ある程度情報を絞り、やれることを集中してやって合格したのかと思われます。
もしかしたら、長期受験生よりも知識面では少ないかもしれません。
ただ、絞って勉強することで少ない知識でも応用力が身についているかもしれません。
ある意味割り切りも司法書士試験では重要です。
別に合格順位は関係ないので、合格点さえ目指せばいいのです。
長期受験生は短期合格者のマネをしてもいいかもしれません。
まとめ
時間は無限にあるわけではなく、試験勉強に割くことができる時間は限られています。
となると、当たり前の問題で点数を落とさない勉強が大事になります。
満点を取らなくていいので、30問取れる勉強をしたほうが合格へ近づくのではないでしょうか。
なので、短期合格者はどうやって合格したかは長期受験者は考えたほうがいいと言えます。
今回は
『司法書士試験 長く受験期間がかかっている人は短期合格者を真似るべきか?』
に関する内容でした。
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参考書籍
司法書士 合格ゾーン 単年度版過去問題集 令和2年度(2020年度) | ||||
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