これから個人事業主や法人化が増える?特別定額給付金や持続化給付金の活用
東京都江戸川区葛西駅前 ひとり会社設立や小さい会社の企業法務・相続専門 司法書士・行政書士の桐ケ谷淳一(@kirigayajun)です。
目次
はじめに
このご時世で、テレワークや副業の推進が叫ばれています。
さらに、一人に付き、特別定額給付金の10万円の給付がありました。
もし、副業でビジネスを行いたい場合、活用しない手はありません。
今回は私見を交えて書いていますので、活用したい場合は、諸手続きをご確認ください。
これから法人化が増える?特別定額給付金や持続化給付金の活用
起業するための頭金に活用 特別定額給付金
たかが10万円の特別定額給付金。
無駄に貯金するだけだと正直もったいないです。
ぜひ将来のために投資したほうが得策です。
その10万円が自分のためにさらに増えて戻ってくる可能性があります。
いわゆる自己投資というものです。
お金ではなく、ビジネスで戻ってくるかもしれませんし、自己成長として戻ってくるかもしれません。
なので、このお金を起業のために活用しない手はないのです。
ただし、特別定額給付金だけでは法人化するのは難しいので、まずは個人事業主としてスタートしていくのがおすすめです。
持続化給付金の活用方法
個人事業主としては最大100万円が給付される持続化給付金。
確定申告をして、所定の要件をきちんと満たしていれば、ほぼ給付されるお金です。
事業維持のための給付金であるため、維持するための目的であれば、現状は利用方法は問われません。
ただし、詐欺的に利用してしまうと、給付金の返還を求められる可能性があるので注意が必要です。
個人事業主で、一定月の売上が50%減少している場合は、ぜひ持続化給付金を申告してください。
その後経営が持ち直し、ある程度持ち直せば活用の余地はあるのです。
うまく活用して、法人化することも検討してみてはいかがでしょうか。
例えば、次年度消費税課税事業者になる場合、法人化すれば、最大2年間は消費税課税事業者の対象ではなくなります。
節税のための法人化はどうかと思われますが、この給付金を活用することで、法人化する資金ができます。
うまく活用すれば、法人化してさらに事業を発展させることも可能です。
個人事業主として持続化給付金を得た場合、雑所得となり、課税の対象となるので、うまく活用して経費にしてしまうこともできます。
創業支援融資を受ける
このご時世で、事業維持のために融資を受ける方が増えています。
むしろ、今はお金を日本政策金融公庫は貸したがっている傾向にあると言えます。
数年間は無利子・無担保、数年間が終わっても年利が低い状態なので、借り手にとっては有利な条件が揃っています。
いまから起業する方にとっては、同じような条件で借りることは難しいかもしれませんが、創業支援融資は創業後に借りるよりも有利と言われています。
手元に現金を残しておくほうが、事業展開しやすいといわれており、経営者も万が一のことがあったときに安心できます。
ぜひ創業融資も活用してください。
まとめ
意外と起業するに際して、お金のことが気になる方が多いです。
このご時世で特別定額給付金が入ったので、ぜひ起業のために活用されてみてはいかがでしょうか。
今回は
『これから法人化が増える?特別定額給付金や持続化給付金の活用』
に関する内容でした。
あわせて読みたい
持続化給付金に関する投稿は、こちらもあわせて御覧ください。
参考書籍
中小企業のための補助金・助成金徹底活用ガイド(2019-2020年版) | ||||
|