2020年(令和2年度)の司法書士筆記試験の日程はいつになるのかを予想してみた!行政書士試験との併願は?
ひとり会社設立や小さい会社の企業法務・相続専門 司法書士・行政書士の桐ケ谷淳一(@kirigayajun)です。
目次
はじめに
2020年(令和2年度)の司法書士試験。
試験日が延期になることはすでに法務省から公表されています。
そこで、2020年の司法書士試験がいつになるのか、予想を交えて紹介します。
なお、2020年6月13日段階での情報であり、私見を交えての予想ですので、受験生の方は、絶えず法務省の発表を確認してください。
このブログでは責任をおえませんので。
2020年(令和2年度)の司法書士筆記試験の日程はいつになるのかを予想してみた!行政書士試験との併願は?
司法書士試験筆記試験日の予想は?
司法書士試験は7月の第一日曜日(2020年だと7月5日)に行われます。
ただし、今年は新型コロナウイルス感染症の関係で試験日が延期になっています。
では、いつくらいになりそうなのか?
これの鍵を握るのが、司法試験と予備試験の試験日。
司法試験や予備試験も新型コロナウイルス感染症予防の観点から、試験日が8月に延期されています。
毎年5月に行われている試験が3ヶ月延期されています。
司法書士筆記試験も上記の試験との兼ね合いや会場確保の観点から、通常の試験日から3ヶ月延期と見たほうがいいかと思います。
そうなると、2020年度の司法書士筆記試験も3ヶ月延期と見るのが自然で、10月に行われる公算が高い気がします。
ちなみに司法書士の簡裁訴訟代理認定考査も延期になっています。
こちらの試験は毎年6月に行われていますが、こちらも現状試験日が決まっていないようです。
こちらは9月くらいに開催されるのではないかと思っています。
2020年の司法書士試験は環境が厳しい…
試験日が延期になるだけでなく、今年の受験生はある意味かわいそうな側面が多いです。
まずは民法改正。
債権法と相続法が今年から本格的に出題され、関連法令も改正点が出題される公算が高いです。
ただ、今年は手探りな出題しかされないと思われ、条文を丹念に読み込めばいい気がします。
あと、司法書士試験の会場が減ってしまうこと。
受験会場が減るために、受験生で相当な負担増になってしまう方もいるでしょう。
その2点で司法書士試験の受験生の環境が厳しいという所以です。
司法書士試験と行政書士試験と併願は可能か?
例年なら、司法書士筆記試験が終わってから行政書士試験との間に3~4ヶ月開くので、併願で勉強は可能でした。
科目も似たりよったりで、「行政法」を始め、かぶらない科目を勉強すればなんとかなります。
今年の行政書士試験については、詳しいことは7月6日に公表されますが、11月8日日曜日に開催されるようです。
そうなると、今年の司法書士試験日との兼ね合いで、準備期間はほとんど少ないと言っていいでしょう。
なので、司法書士試験を優先させたい場合は、司法書士試験に重きをおくべきで、行政書士試験との併願は厳しいといっていいでしょう。
まとめ
置かれている環境はどの司法書士試験の受験生も同じ。
最後まで諦めずに頑張った人だけが最後には笑うことになります。
このブログをお読みになっている司法書士試験受験生がひとりでも多く合格されることをお祈りいています。
今回は
『2020年(令和2年度)の司法書士筆記試験の日程はいつになるのかを予想してみた!行政書士試験との併願は?』
に関する内容でした。
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