『頭がいい人の読書術』尾藤克之著 効率よく読書する方法とは?2020年4冊目
会社設立などの企業法務・相続専門 司法書士・行政書士の桐ケ谷淳一(@kirigayajun)です。
目次
はじめに
「1冊10分でインプットし、30分でアウトプットする」
そんなふうに本って読めるのでしょうか?
どのようにしたら早く内容が理解できる「読書」が知りたくて今回この本を読むことにしました。
尾藤克之さんの書籍「頭がいい人の読書術」
読書術で悩まれている方は、ぜひこの本は参考になるので、手にとってお読みください。
サクッと読んでアウトプットを重視する本の読み方とは?この本を読んでの3つの気づきとは?
気づきその1:この本を読む目的を明確化する
あなたも、まず本を購入する理由というのはあるはずです。
そこをまずは明確化して読み始めることで、あなたが思い描いていたことが書かれているかが分かるとのこと。
むしろ、この本では、「本を全部読む必要はない」とも書かれています。
つまり、この本で自分の目的が達成でき、アウトプットできれば、自己投資としてはいいということになります。
読書時間の短縮も図れて、学びも得られれば一石二鳥と言えます。
「頭がいい人の読書術」では、本を早く読むスキルも紹介されていますが、目的を明確にしたインプットを重視し、すぐにアウトプットにつなげることが大事なのかと読んで感じました。
気づきその2:本を汚くして読んだほうが印象に残りやすい
アウトプット前提としてのインプットが重要であることはこの本でも指摘してあります。
ただ、漠然と読むよりも目的を持つことも重要であることも指摘しています。
さらに、大事なこととして私が感じたのは、「本を汚すこと」
別に他の人に貸すわけではないし、図書館の本でもなく自分で所有しているので、本をどのようにしてもいい。
であれば、自分の気付きなりをどんどん書き込みながら読んでいくほうが頭に入りやすいと書かれています。
実際この本については、マーカーでチェックしたり、実際に気づきを空白部分に書きながら読んでみました。
やはり、印象に残る度合いが今までと違ってきています。
10分で読むためにも気づきはどんどん書いていく、それが早く読めるコツのひとつなのかと。
ビジネス本は汚してなんぼなのかと感じました。
気づきその3:ゲーム感覚で楽しく読んでいくことで時間短縮
この本は10分でインプットする方法が著者の経験を通じて惜しみなく書かれています。
特に読書術で印象に残っているところとして「ゲーム感覚で楽しく読む」と記載されていたところ。
どうしても、私は、全てを読まないと気がすまないタイプで、ブログで書く際にも気づきを書きたいために端から端まで読んでいました。
しかし、時間は有限で読書に限られる時間はそんなに取れない。
となると、制限時間と読書時間を設けて楽しく読んでいくことがダラダラ読まなくても済むことを学びました。
やはり、インプットは印象に残る方法で短縮しながら、アウトプットに時間を費やすことが自己成長にもつながるのではないかと私は思いました。
まとめ
本はダラダラ読むのではなく、一挙に集中して読むことの大切さ、何よりアウトプット前提のインプットが大事であることをこの本は述べています。
自己成長はアウトプットが何より大事。
この本ではその前提となる「読書」を大いに学べる内容でした。
今回読んだ本はこちら
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