ひとり株式会社も事業承継のことを考える[小さな会社の企業法務]

ひとり株式会社も事業承継のことを考える

ひとり会社設立や小さい会社の企業法務・相続専門 司法書士・行政書士の桐ケ谷淳一(@kirigayajun)です。

はじめに

最近多い相談の中で、「業績がいい会社だが次に継がせる人がいないのでたたんだほうがいいのか」があります。

中小零細企業の事業承継問題は結構深刻であるようです。

会社設立するときに、継がせるということも意識すべきだといえます。

ひとり株式会社も承継のことを考える

会社は設立したら永遠に続くもの

最近は副業・複業ブームで法人化を目指している方が増えています。

会社を設立するのは正直簡単な時代に、会社設立後のことを考えている方が意外と少ないのも現状です。

ただ枠だけ作ればいいというのではなく、会社を設立した以上、社会に対する責任も発生してきます。

会社は永遠に続くものということを、設立当初から意識したほうがいいでしょう。

会社の承継方法はどのようなものがあるか?

会社を永続させる方法としては

  • 後継者に継がせる
  • 会社を売却する

があります。

どちらの方法を取るにしても、設立後の「会社の価値をあげる」ことが重要。

魅力ない会社だと、いくら優良企業でも、誰も継いでくれないし、相手からも見向きもされません。

なにかこの会社の強みとか得意分野があれば、どこかの会社が買ってくれるかもしれません。

また、事業承継を急にやりたいと思ってもすぐにはできません。

後継者教育とかにも時間はかかりますし、魅力ある会社作りにも相当の年月を要します。

結局、何もできない場合は、会社をたたむということも視野に入れないといけません。

黒字状態であれば、会社をたたむことは難しくありません。

ぜひ、ひとり会社であっても魅力ある会社づくりをしてください。

休眠会社にはしないほうがいい理由は?

よく、会社を運営していないのであれば、休眠会社にするという手法が取られます。

しかし、休眠会社であっても、登記義務は発生します。

あとは、12年間登記を放置すると、みなし解散を法務局で行われてしまいます。

やはり、後継者がいないとかで続けられないのであれば、たたむということを選択肢として入れないといけないでしょう。

まとめ

会社設立当初から事業承継のことを考える、ひとり会社であっても変わらないということをご理解ください。

今回は
『ひとり株式会社も承継のことを考える[小さな会社の企業法務]』
に関する内容でした。

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この記事を書いた人

司法書士・行政書士 桐ケ谷 淳一

司法書士・行政書士 桐ケ谷 淳一

鉄道(乗り鉄・撮り鉄両方)と麻婆豆腐・担々麺をこよなく愛する司法書士・行政書士です。
ひとり会社設立、副業・複業、小さな会社の企業法務の分野を得意としています。
1977年1月 東京生まれ東京育ち
2000年 日本大学法学部法律学科卒業
2004年 司法書士試験合格
2005年 行政書士試験合格
2007年 東京都江戸川区葛西駅前にて司法書士事務所・行政書士事務所を開業
2017年 平成27・28年施行改正会社法・商業登記規則、役員変更登記の注意点(株式会社レガシィから)のCD・DVDを出しました。

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