東京都江戸川区葛西駅前
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司法書士・行政書士の桐ケ谷淳一です。
目次
はじめに
2018年7月1日、司法書士試験筆記試験がありました。
受験された皆様お疲れ様でした。
さて、択一式の基準点発表、そして筆記試験合格発表まで開きがあります。
この間司法書士試験の勉強はしなければならないのか、私の経験を交えて書きます。
おそらく、国家資格試験で自分の人生を賭けているかたは、参考になると思います。
司法書士試験の合格発表まで勉強しなくていいのか?
まずは来年の試験を目指すのかを決めること!
来年も司法書士試験を目指すのかどうか、まずはここをじっくり決めてください。
一番いけないことは、ダラダラただ単に司法書士試験を続けること。
受かるまでやるんだと決めてはいても、合格後のビジョンが見えない方は、一度自分の置かれている立場を見つめ直すことも大事です。
なぜ、あなたは司法書士試験を受けるのですか?
なぜ司法書士になりたいのですか?
司法書士でどんなことをしたいのですか?
やはり年に1度の試験で、人生をそれなりに賭けている方が多いので、モチベーション維持が非常に重要です。
司法書士試験の勉強の再開時期はいつがいいか?
資格試験予備校の講師でいろいろいいますが、私は、司法書士になりたいと思うのであれば速やかに勉強を再開すべきと思っています。
理由は以下のとおりです。
司法書士に合格するかは、合格発表まで分かりません。
なので、受かっていなかった場合、受験勉強再開まで大変です。
どのくらい大変かというとあなたが思っている以上にストレスがかかります。
しかも全く勉強していないと、知識が大幅に劣化してしまい、記憶喚起までに相当な時間を要します。
特に働きながら試験勉強を目指している方は勉強時間の確保が最重要課題。
かりに受かっていたとしても、受験勉強はムダにはなりません。
司法書士試験は実務家登用試験で、勉強してきたことがそのまま実務に直結します。
しかも、筆記試験が終わったあと、口述試験があり、さらに新人研修、特別研修と勉強し続けなければなりません。
特に実体法である民法・会社法と特別研修で学ぶ民事訴訟法はなおさら重要になります。
腰を据えて、じっくり勉強できるのは、実は司法書士試験筆記試験後、合格発表までの期間です。
意外と試験終了後から合格発表までの時期の過ごし方で、来年の司法書士試験の合否が半分くらい決まると思っています。
どうしてもモチベーションの維持が難しいのであれば、予備校の講座を取るのも一つの方法でしょう。
私の場合はどうだったか?
自分の経験を書きます。
まず予備校の面談に行き、相談をしました。
合格ラインギリギリだったので、勉強を再開しました。
その時は、働きながら勉強していたので、合格発表から勉強再開すると時間が足りないと思っていたのです。
なので、私は、試験終了後から勉強を徐々に再開していきました。
まとめ
司法書士試験が終わってから、抜け殻のようにやる気をなくしてしまう方も多いでしょう。
気持ちは分かりますが、まだ合否が正確に決まったわけではありません。
早めに試験勉強の再開をおすすめします。
今回は
『司法書士試験終了後から合格発表まで勉強しなくていいのか?』
に関する内容でした。
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