東京都江戸川区葛西駅前
会社設立などの企業法務・相続専門
司法書士・行政書士の桐ケ谷淳一です。
目次
はじめに
先日社会保険労務士試験の合格発表が
ありました。
出願者数も受験者数も減っていますね。
司法書士試験も然り、司法試験も
受験者数が減少傾向が続いています。
私は一番痛手があるのは資格試験予備校
だと思っています。
そして、今後数年で資格試験予備校の
講座縮小、統廃合は間違いなく進んでいく
でしょう。
資格試験予備校の統廃合は進むのか?
司法書士試験受験者数の減少が続くと・・・
司法書士試験の場合、平成20年前後で
出願者数が3万人を超えていました。
しかし、平成28年度の試験では、
受験者数が2万人程度。
ここ数年で受験者数が1万人も減って
います。
司法書士に対する魅力の問題もありますが、
受験者数が減っていることに危機感を
持つ必要があると感じています。
それを敏感に察知しているのは、
司法書士試験の講座を持つ予備校だと
思うのです。
司法書士試験の特徴から・・・
司法書士試験は実務家登用試験としての
位置づけがあります。
なので、大学の民法などの授業だけでは
どうしてもイメージがつきにくい。
独学でも受からないわけではないですが、
多くの方が予備校を利用しています。
その予備校も受験者数の減少で、
受験生の呼び込みも激しくなっていると
各予備校のホームページを見て感じます。
今後、受験者数減少が進むと、
司法書士試験講座をなくすということも
起きるかもしれません。
一時期は一世を風靡していた予備校も・・・
司法書士試験の専門予備校だった
日本司法学院。
私も司法書士試験受験生だったとき、
分厚い基本書とかで有名でした。
しかし、最近めっきり聞かなくなりました。
閉鎖された噂もありますし、学院長が
体調を崩したとかわかりません。
他にも司法書士試験予備校はありましたが、
あまり経営も芳しくないということを
聞いています。
今後は大手資格試験予備校でも講座廃止
などのことが出てくるかもしれません。
まとめ
受験者数減少が、結局は受講料が入らない、
経営が成り立たなくなるということは
司法書士試験だけでなく、他の資格試験
でも出てくるような気がします。
司法書士はここ最近色々な仕事ができる
ので魅力を感じていますが、なんだか
受験者数減少は寂しい気がします。
話はそれましたが、これからは
司法書士試験講座を始め、資格試験予備校
は大変な時期に突入するでしょう。
会社経営なので、当然合理化も進み、
講師などもリストラされる可能性は
十分ありえますね。
参考書籍
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