遺産相続の際の心強いパートナー:司法書士と行政書士の活用法を江戸川区船堀の司法書士・行政書士が解説

東京都江戸川区「6回目でやっと司法書士試験に合格した「相続・会社設立」の専門家 登記業務を通じてお客様に寄り添う」 資格試験アドバイザー 司法書士・行政書士の桐ケ谷淳一(@kirigayajun)です。

はじめに

私の業務の柱の一つに「相続」「事業承継」「小さな会社の企業法務」の分野があります。

司法書士がどのような業務をするのか、行政書士がどのような業務をするのかを理解するのは難しいし、相談することもなかなかできないのが実情です。

今回は司法書士、行政書士についての業務を紹介するとともに、「相続」においてどのように司法書士・行政書士を活用していくかを紹介します。

司法書士の業務の役割は?

司法書士は、不動産や法人に関する登記を専門とする法律の専門家です。

具体的には以下のとおりです。

・不動産登記: 不動産の所有権や抵当権などの登記を行います。
・法人登記: 会社や法人の設立、変更、解散などの登記を担当します。
・成年後見: 高齢者や障害者の財産管理や権利保護の支援をします。

裁判業務:裁判所に提出する書類作成業務や簡易裁判所での民事事件について代理して裁判を行うことができます(簡易裁判所代理業務は一定の司法書士のみとなります)

司法書士の特徴として、不動産や会社登記など、財産権に関わる重要な手続きを専門としています。

法律的な知識が深く、専門的なアドバイスを提供できます。

行政書士の業務の役割は?

行政書士は、許認可申請や各種契約書の作成、外国人のビザ手続きなど、広範囲にわたる行政手続きをサポートする専門家です。

具体的には以下のとおりです。

・許認可申請: 建設業許可、飲食店営業許可など、各種許認可の申請代行を行います。
・各種契約書・遺言書の作成: 法的な文書や契約書、遺言書の作成を担当します。
・外国人のビザ手続き: 在留資格の取得や更新など、外国人のビザ関連手続きをサポートします。

一般的な行政手続き: 各種証明書の取得や提出書類の作成などを行います。

行政書士の特徴としては、広範な行政手続きをカバーし、特に許認可申請やビザ関連での支援が強みです。

文書作成に関しても豊富な経験を持っています。

相続における司法書士と行政書士の役割とは?

相続が発生すると、多くの法律手続きが必要になります。ここで、司法書士と行政書士の役割が重要になります。

司法書士の役割として、相続においては、不動産の名義変更が最も重要な業務です。

司法書士は、相続による不動産登記を行い、適切な手続きを通じて不動産の所有権を法的に移転します。

行政書士の役割として、行政書士は遺言書の作成をサポートし、相続に伴うさまざまな行政手続きを支援します。

例えば、銀行口座の解約や保険金の請求など、相続に関連する多くの手続きをスムーズに進めることができます。

司法書士と行政書士どちらを選ぶべき?

相続手続きにおいては、不動産の登記が必要な場合や複雑な法的問題が発生した際には司法書士の支援を受けるのがいいでしょう。

遺言書の作成や一般的な行政手続きには行政書士の支援を求めるのが一般的です。

場合によっては、両方の専門家の協力が必要となることもあります。

私の場合は両方持っているので、遺言作成支援からあなたのサポートを行うことができます。

まとめ

相続は複雑で多岐にわたるため、適切な専門家の選択が重要です。

司法書士と行政書士は、それぞれの専門領域において重要な役割を担い、相続手続きをスムーズに進めるための強力なサポートを提供します。

今回は
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司法書士・行政書士 桐ケ谷 淳一

鉄道(乗り鉄・撮り鉄両方)と麻婆豆腐・担々麺をこよなく愛する司法書士・行政書士です。
ひとり会社設立、副業・複業、小さな会社の企業法務の分野を得意としています。
1977年1月 東京生まれ東京育ち
2000年 日本大学法学部法律学科卒業
2004年 司法書士試験合格
2005年 行政書士試験合格
2007年 東京都江戸川区葛西駅前にて司法書士事務所・行政書士事務所を開業
2017年 平成27・28年施行改正会社法・商業登記規則、役員変更登記の注意点(株式会社レガシィから)のCD・DVDを出しました。