相続で大事なこと!被相続人と相続人との信頼関係を築けるかが大事!江戸川区葛西の司法書士・行政書士が解説
東京都江戸川区葛西駅前 ひとり会社設立や小さい会社の企業法務・相続専門 資格試験アドバイザー 司法書士・行政書士の桐ケ谷淳一(@kirigayajun)です。
目次
はじめに
「相続、自分のところは問題ない」
そう思っているあなた!
実は相続の問題は財産の多さ少なさに関わらず発生しています。
いちばん大事なのは、被相続人と相続人との信頼関係を築けるかどうかです。
今回は被相続人と相続人との信頼関係がいかに大事であるかを解説します。
相続で大事なこと!被相続人と相続人との信頼関係を築けるかが大事
年配の人は相続のことを考えない・・・
小見出しのことを書くと失礼にあたり申し訳ないですが、自分が亡くなった際に、財産とか自分の身の回りのことを考えない年配の方が多いです。
今でさえ、公正証書遺言の事件数が年間10万件を超え、自分の亡くなったあとのことを考える人は増えてきました。
しかし、正直なところまだまだ予防法務の観点からの相続で「相続対策は大事」だという浸透はしていないのが実情です。
結局、自分が亡くなったあと揉めてしまうことなど思いもよらないのでしょう。
自分の死後の後のことを考えることにまだ抵抗のある方が多いと思われます。
そこで相続対策はすすまない、もしくは何から手を付けていけばいいのかわからないという方が多いです。
まずは簡単なところからやってみるのがよく、本当に分からない場合は司法書士などの専門家に相談するのが一番いいです。
相続問題で真剣に考えているのは「相続人」
相続問題で真剣に考えているのは、むしろ相続人の立場の方がです。
周りで相続問題が発生し大変な姿を見て、自分でも起きないか心配になる子供世代が多いのです。
でも、そのことを親にいっても聞く耳を持たないという方が多いのも事実。
なので、相続対策が後手にまわり、いざという時に相続問題が発生するという流れになるのです。
意外と親は相続問題について疎い部分があるのかもしれません(失礼かもしれませんが・・・)
相続対策で今からできることは何か?
私は、親と子(被相続人と相続人)間の信頼関係を日頃から築くことから始める必要があります。
相続は法律では単独行為で、相続開始後財産や債務の全てを相続人が引き継ぐことになっています。
しかし、私は、法律では自動的に財産などは相続人に流れていきますが、一種の契約とも思えるのです。
お互い信頼してはじめて相続というのが成り立つ、相続問題は起きにくくなるのではないか。
なので、事前に「相続」についてお互い相談して話し合ってどうするかを決めておき、相続開始したときに契約が成立し、財産とかが決められた内容で移転すると考えています。
つまり、相続開始時にどれだけお互いのことを理解しているかで、相続問題はややこしくならないような気がしているのです。
まとめ
最近財産が少ない方でも相続問題が発生しています。
自分は大丈夫だろうと思っている親世代のあなた、そして子供世代のあなた。
相続問題が発生すると、誰もが苦労して疲弊してしまいます。
そうならないためにも、日頃から信頼関係を構築することが相続対策では重要です。
今回は
『相続で大事なこと!被相続人と相続人との信頼関係を築けるかが大事!江戸川区葛西の司法書士・行政書士が解説』
に関する内容でした。
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