東京都江戸川区 ひとり会社設立や小さい会社の企業法務・相続専門 しくじり資格試験アドバイザー 司法書士・行政書士の桐ケ谷淳一(@kirigayajun)です。
目次
はじめに
2023年、1つの目標として出版があります。
「資格試験の勉強法」をテーマに、自分が受験生時代の経験をもとに、資格試験受験生に向けて書いていきます。
さて、人気資格試験の合格点はどれほどでしょうか?
私が取得している司法書士、行政書士、日商簿記2級・3級とFP3級並びに某予備校調査の人気資格ランキングの社会保険労務士と公認会計士、宅建士と紹介していきます。
満点を目指さず合格点を目指す その上で合格点を知っておくことが大事
前回のブログで「資格試験は満点はいらない!合格点を取る戦略を立てる」ということを書きました。
よほどの資格試験でない限り、満点は必要ありません。
まずは、あなたが目指す資格試験の合格点をしっかり知ることが大事です。
その合格点を確保していく上で大事になるのが、過去問の勉強。
逆に過去問をしっかりこなすことができなければ合格は遠いと思ってください。
過去問の勉強の指針としても、合格点をしっかり知っておくことが大事で、特に独学で勉強する人は勉強範囲を逸脱しないためにも絶対知ることが重要です。
各資格試験の合格点は?
直近の資格試験で合格点は下記のとおりです。
試験科目 | 合格点(令和4年度の試験をもとに) |
司法書士試験 | 令和4年実績 満点280点中216.5点以上 ただし、午前の択一で満点105点(1問3点で35問出題)中81点(27問正解)、午後の択一で満点105点(1問3点で35問出題)中75点、記述式(2問出題)は満点70点中35点を超えなければそれだけで不合格 |
行政書士試験 | 法令等科目と一般知識科目があり、法令等科目で122点、一般知識科目で24点以上取得し、さらに全体で180点(300点満点)以上が合格 |
日商簿記2級 | 商業簿記と工業簿記の2科目出題され、商業簿記が60点、工業簿記が40点配点で、100点満点中70点以上が合格 |
日商簿記3級 | 100点満点中70点以上が合格 |
FP2級・3級 |
学科試験は日本FP協会、金融財政事情研究会ともに60点満点中36点以上 実技試験は日本FP協会が100点満点中60点以上、金融財政事情研究会が50点満点中30点以上 |
公認会計士 |
一次試験(短答式)は500点満点中350点以上 二次試験(論文式)は令和4年の場合、700点満点。成績は素点ではなく、「得点率」で集計され、令和4年度は51.6%の得点比率で合格。ただし、1科目で得点比率が40%未満のものがあれば不合格 |
社会保険労務士 |
選択式試験と択一式試験に分かれている。 令和4年の場合、選択式試験は40点満点中27点以上及び各科目3点以上、択一式試験は70点満点中44点以上及び各科目4点以上 |
宅建士 | 50問中36問以上正解 |
どの資格試験も偏りなく勉強することが大事
どの資格試験でも言えることですが、主要科目はしっかり勉強することが大事なことは言うまでもありません。
しかし、各資格試験でマイナー分野の科目も出てきますが、ある程度過去問レベルの勉強はしっかりしないといけません。
意外とマイナー科目は捨ててもいいという意見もありますが、過去問をしっかりすれば得点できることもあります。
なので、まんべんなく勉強して合格最低点を確保することが合格への近道です。
まとめ
資格試験の特徴をしっかり知ること、まずはこれを押さえてください。
あわせて、合格するためには満点はいらない、7~8割の得点ができれば合格できるということを知ることが短期合格への道になります。
今回は
『【資格試験】人気資格試験の合格点はどれだけ?これを知ることが合格への第一歩!江戸川区司法書士・行政書士が書きます』
に関する内容でした。
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