相続業務を中心に行いたい理由 江戸川区葛西の司法書士のおしごとブログ

相続業務を中心に行いたい理由 江戸川区葛西の司法書士のおしごとブログ

東京都江戸川区葛西駅前 ひとり会社設立や小さい会社の企業法務・相続専門 資格試験アドバイザー 司法書士・行政書士の桐ケ谷淳一(@kirigayajun)です。

はじめに

2022年は、自分の軸の「会社設立を中心とした中小零細企業の企業法務」と「相続」を中心に業務を行っています。

2022年は相続法改正もあったり、昨今では相続登記の義務化も話題となり、「相続」を取り巻く環境が激変しています。

今回は、自分軸の一つである「相続」をなぜ中心に業務をするのかを書きます。

相続業務を中心に行いたい理由とは?

最近相続の悩みを聞くことが多くなった

私自身、業務を十数年やってみて、意外と案件として多いのが「相続登記」。

だいたい、不動産の名義人が亡くなって、不動産の承継者が決まったから、それに基づいて登記をしてほしいという依頼。

なので、相続に関して、そこまで悩みを持っている人は少ないと感じていました。

しかし、最近になって「今のうちから遺言書を作っておきたい」とか「相続のトラブルを防ぎたいのでどうすればいいのか」といった相談が増えています。

時代とともに「相続」に関する考え方も変わってきているように感じます。

そこで、もう一度「相続」を中心とした業務へシフトしようと思ったのです。

相続はいろいろな面が絡んでくる

「相続」の問題は、様々な要素が絡んできます。

例えば、事業承継の問題。

後継ぎを親族にすると、株式の譲渡や財産で「相続」が絡んできます。

事前に相続を考慮した後継者へのバトンタッチが必要となります。

さらには民事信託との問題。

遺留分侵害額請求がどうしても相続を考える上でネックとなってきます。

そこで、民事信託をうまく活用しながら遺留分侵害額請求の負担を少しでも軽くする方法があります。

あとは認知症と相続の問題。

認知症になってしまうと財産が凍結されてしまい、本人の判断能力が弱くなり、遺言書の作成なども難しくなります。

あと、認知症の人が相続人となると、遺産分割協議も後見人を選任しないといけません。

認知症と相続も相互に関連してきます。

「相続」といっても様々な分野に派生していきます

「相続」問題を「負・不」から「楽」にするのが使命

相続を契機に今まで仲が良かった関係が一気にこじれてしまうというのを結構見てきています。

しかし、事前に相談頂いた方は、先に問題点を抽出して対応したことで、なんとか解決できる方向にもっていけました。

今後は相続に関して多くの悩みを抱える人が増えると思っています。

相続問題を「負・不」から「楽」へと持っていくのが私の使命です。

まとめ

「相続」問題は事業承継・民事信託など様々な分野に派生します。

司法書士・行政書士として取り組むべき課題は多いです。

少しでも依頼者の要望にお応えできるように精進していきます。

今回は
『相続業務を中心に行いたい理由 江戸川区葛西の司法書士のおしごとブログ』
に関する内容でした。

参考書籍

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司法書士・行政書士 桐ケ谷 淳一

鉄道(乗り鉄・撮り鉄両方)と麻婆豆腐・担々麺をこよなく愛する司法書士・行政書士です。
ひとり会社設立、副業・複業、小さな会社の企業法務の分野を得意としています。
1977年1月 東京生まれ東京育ち
2000年 日本大学法学部法律学科卒業
2004年 司法書士試験合格
2005年 行政書士試験合格
2007年 東京都江戸川区葛西駅前にて司法書士事務所・行政書士事務所を開業
2017年 平成27・28年施行改正会社法・商業登記規則、役員変更登記の注意点(株式会社レガシィから)のCD・DVDを出しました。