東武大師線大師前駅は無人駅 どうやって運賃を精算するのか?
東京都江戸川区葛西駅前 ひとり会社設立や小さい会社の企業法務・相続専門 資格試験アドバイザー 鉄道大好き司法書士・行政書士の桐ケ谷淳一(@kirigayajun)です。
今回は趣味の司法書士・行政書士の鉄道日記ブログです。
目次
はじめに
西新井大師。
初詣で賑わう場所の一つ。
西新井大師の最寄駅なのが「大師前駅」
この駅は実は特徴的な部分があります。
今回は大師線の歴史、使用されている車両から、大師前駅の構造などを紹介します。
東武大師線大師前駅は無人駅 どうやって運賃を精算するのか?
東武大師線の概要
大師線は東武スカイツリーラインの西新井駅から大師前を結ぶ営業キロ1.0kmの単線の路線。
全線単線で同じ車両が行ったり来たりしていて、日中に車両交換します。
運用は東武亀戸線と一体化され、北春日部の車庫から回送で曳舟までいき、亀戸線で終日運用に入ります。
2日目は亀戸線で始発から終電まで運用。
3日目は朝亀戸線で朝運用され、昼間で亀戸駅2番線で留置、その後回送で西新井駅までいき、午後から大師線の運用に終日はいります。
4日目は午前中大師線で運用し、午後車両交換され、北春日部の車庫に戻ります。
なので、一度車庫を出ると4日間は車庫に戻らない運用となっています。
車両は東武の主力車両だった8000系更新車2両編成。
リバイバルカラーが3種類あり、一般カラーと混じって活躍しています。
以前は東武スカイツリーラインや東武東上線でもみることができましたが、新車の登場等で数を減らしています。
▼大師線(亀戸線)で使用されている8000系車両(この車両はリバイバルカラー)
大師線は上板橋駅まで行く予定だった?
大師線はなんだか中途半端な路線ですが、以前は西新井から東武東上線上板橋駅までの路線の計画がありました。
西板線と呼ばれていました。
現在の環状7号線に沿って路線が建設される予定でした
ところが、関東大震災の影響やその後の都市計画の影響で中止になったようです。
これが実現していれば東武スカイツリーラインと東武東上線が繋がり、現在とかなり違った雰囲気になっていましたね。
なお、大師線が開業して、90周年を迎えたとのこと。
▼大師前駅には「90周年」のポスターと大師線の歴史の写真が貼ってあります
大師前駅は特徴的な駅
前置きがかなり長くなりましたが、今回のテーマ大師前駅はかなり変わっているというお話。
大師前駅は高架3階にある駅で、一面1線の駅。
なので、車両交換はできません。
▼大師前駅のホーム
しかも大師前駅はなんと無人駅。
きっぷを購入することもできません。
▼大師前駅では切符を購入できない
ではどうやって精算するのか?
実は西新井駅に大師線専用の改札口があり、そこで精算します。
切符やICカードをもっていない方は、自動改札を通る前に券売機で切符を購入して自動改札を通る仕組みになっています。
もし西新井駅で降りるときは大師線の自動改札と出入口の自動改札を2回通ることになります。
なので、大師前駅からは切符を購入することなく電車に乗ることが可能です。
▼大師線の改札口(西新井駅)
なお、無人駅の大師前駅。
発車メロディは鳴ります。
浅草駅などで流れている「Passenger」です。
まとめ
都内では数少ない単線区間のある路線。
わずか1キロほどの距離ですが、踏切はなく、近代的な設備を整えている大師線。
興味ある方は是非乗りに行ってみてください!
今回は
『東武大師線大師前駅は無人駅 どうやって運賃を精算するのか?』
に関する内容でした。
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