司法書士試験 基本書は読んだほうがいいのでしょうか?
東京都江戸川区葛西駅前 ひとり会社設立や小さい会社の企業法務・相続専門 資格試験アドバイザー 鉄道大好き司法書士・行政書士の桐ケ谷淳一(@kirigayajun)です。
目次
はじめに
2021年の司法書士試験が終了してから2週間が経とうとしてます。
その間、何も勉強できなかったもしくは今年はダメだったので勉強再開したとかいろいろな方がいるでしょう。
以前、「基本書を読んだほうがいいのでしょうか」という質問を頂いたので、私なりにお答えしようと思います。
司法書士試験 基本書は読んだほうがいいのでしょうか?
基本書とはなにか?
基本書は、学者や専門家が書いた体系書みたいな本です。
予備校の司法書士試験のテキストの際の参考図書みたいなものと考えていいでしょう。
基本各科目でテキストは分厚く、ページ数も多いのが特徴です。
基本書は読んだほうがいいのか?
個人的意見ですが、自己採点して合格ラインを突破しているという方は、次の研修のために読んでおくのは悪くありません。
研修で、基本書を読んでおくと課題に取り組みやすいしいいです。
一方で、来年に向けて勉強を開始している方は、この時期に時間があるからといって基本書に手を出すべきではありません。
まずはしっかり、今まで使ってきたテキストをじっくり読み返すことに集中してください。
基本書はただでさえ分厚く、読みづらくかえって時間の無駄になります。
逆にこの時期だからこそ今まで使ったテキストをブラッシュアップすることもできます。
時間のあるときにテキストを丁寧にくり返し読むことで基礎力を身に着けてください。
直前期になると、のんびりテキストを読み返す時間はありませんので…
どうしても違った勉強をしたいという方は?
本来であれば、テキストを丁寧に読み返すことで時間は結構掛かると思います。
特に今年の試験問題とテキストを照らし合わせながら読むと、意外と多くの気づきを得られます。
しかし、どうしても基本書を読みたいというのであれば、「法学入門」とかの本を読むべきです。
法学入門は法律の基本となることが書かれていて、試験にも実務にも役立ちます。
直接試験に出るわけではありませんが、幹をしっかりしておくことで、応用力がつくことができます。
試験に出やすい基本書を読むよりかは、私は法学入門みたいな本を丁寧に読んだほうが今後のためにいいかと。
まとめ
来年に向けて勉強する方は、まずは自分の使っていたテキストを丁寧に読んでください。
そのうえで時間があるというのであれば「法学入門」とかの本を読んでください。
今回は
『司法書士試験 基本書は読んだほうがいいのでしょうか?』
に関する内容でした。
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