司法書士と商業登記 商業登記からの司法書士の役割とは?
東京都江戸川区葛西駅前 ひとり会社設立や小さい会社の企業法務・相続専門 司法書士・行政書士の桐ケ谷淳一(@kirigayajun)です。
目次
はじめに
司法書士業務について。
主な業務としては
- 登記業務
- 裁判業務(簡裁訴訟代理業務)
- 成年後見業務
- その他
最近は、世の中の多様化に伴い、上記業務に付随して様々な業務が司法書士にはあります。
そもそも司法書士の存在すら知らない方も多いのではないでしょうか。
今回は司法書士の業務で花形の一つ「登記業務」のうち、商業登記業務について書きます。
司法書士と商業登記 商業登記からの司法書士の役割とは?
商業登記は司法書士の基幹業務
そもそも司法書士そのものを知らない方も多いでしょう。
一般の方がなかなか出会わないかもしれません。
しかし、あなたが会社を設立したら、司法書士とは縁を切れない関係になります。
会社設立から司法書士は大きな役割を果たしていくからです。
司法書士は会社登記と企業法務のスペシャリスト
会社の誕生は、会社設立登記を法務局に申請したときとなります。
設立登記は、会社法その他の関連法令をもとに手続を進めていきます。
定款認証なり設立の手続を登記までできるのは司法書士(弁護士)のみとなります。
行政書士や税理士は会社の設立登記はあなたに代理してすることはできません。
会社設立後も、新規事業立ち上げのために増資したり、役員変更登記をしたりすることもあります。
登記手続きだけでなく、それらに付随して、議事録を作成したり、法的対応をしたりするのも司法書士の役割です。
商業登記から企業法務を支えていくのが司法書士の役割となります。
商業登記から発展してコンサルティング的な役割も!
会社設立後、株主や顧客、取引先、従業員への関係等、登記に関わる他、様々な法的対応が必要なときがあります。
その時も身近な存在である司法書士がアドバイスを致します。
いわゆるコンサルティング的な役割を果たしていきます。
さらには、合併や会社分割などのスケジュールの段取りなど、登記に絡むところでも司法書士が中心となって取り組んでいることもあります。
昨今問題となっている、事業承継・後継者の問題など、企業側に立って登記の側面から司法書士がアドバイスすることもあります。
つまり、会社に関する登記以外でも、企業法務に関して司法書士が果たすべき役割は大きいです。
特にベンチャー企業での司法書士の役割は今後大きくなっていくものと思われます。
まとめ
司法書士は会社登記の専門家として、登記手続きだけではなく企業法務全般を支えています。
私も企業法務を得意としているところなので、わからないことがあれば、ご相談ください。
今回は
『司法書士と商業登記 商業登記からの司法書士の役割とは?』
に関する内容でした。
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参考書籍
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