補助者時代の司法書士試験の勉強方法は?時間活用術
東京都江戸川区葛西駅前 ひとり会社設立や小さい会社の企業法務・相続専門 司法書士・行政書士の桐ケ谷淳一(@kirigayajun)です。
目次
はじめに
私は、勉強の仕方が悪かったのか、効率的に勉強できなかったのか、司法書士試験合格までに時間がかかってしまいました。
実は成績が伸びたのは4回目受験が終わってから5回目、6回目だったと記憶しています。
その時なぜ成績が伸びたのか、その辺りを書いていきます。
補助者時代の司法書士試験の勉強方法は?時間活用術
情報の集約化につとめた
4回目に試験に落ちてしまった(平成14年)のとき、その年合格した人と会う機会がありました。
そのときにその方は、薄いテキストに情報を集約して、それと条文と過去問を中心に勉強していたということを聞きました。
そのときにハッとしたのです。
自分の場合、情報の集約化をしておらず、効率的に勉強していないということを。
なので、第4回目の試験に落ちたあと、これだけあれば大丈夫というテキストを作りそこに情報を集約していきました。
過去問の肢の出題状況を書いたり、そのテキストで足りない情報があったら書き加えたりして、当日はこれを持てば大丈夫のものを作りました。
5回目の試験がおわり、やっと基準点は突破しましたが総合点で足りず落ちました。
しかし、この方法は間違いないと確信し、テキストと過去問を中心に勉強していきました。
移動途中でも過去問を持って勉強していた
司法書士事務所の補助者をしていて、当時は、各法務局に登記申請とか回収に行っていました。
そうなると、移動距離も長いので、電車の中で過去問を持っていき勉強していました。
あとは、条文をもっていき、時間があれば読み込んでいました。
ちなみに条文は「模範六法」を使っていました。
関連条文を切って製本化し、持ち歩けるようにしていました。
やはり、司法書士試験は最後は条文と過去問に行き着くのです。
テキストはパンパンになりましたが…
第6回目のとき、必要情報をテキストに書き込んでいましたが、色々付箋とかしていたため、テキストが結構膨らんでしまいました。
そこで、同じまっさらなテキストを購入し、どんなことを書いたのか思い出して勉強していました。
あわせて過去問と条文を読みこなし、不明な部分は集約化したテキストを読み返しました。
まっさらなテキストを使って勉強すると、意外と効率よくしかも短時間に見渡せるので自分にはあっていました。
あとは過去問集も、体系別ではなく年度別で解いていきました。
年度別過去問集の使い方
私は、ある年の問題を解くときに、当時の知識では選択肢をどう切れば答えが出るのかを意識してやっていました。
何度も解いて答えは知っていたので、テクニック論と時間の観点で、当時の知識ではここで勝負できるとか、今まで出ていなかったからここは難しいとかそのようなことを考えて解いていました。
なので、年度別過去問集は一通りの分野を俯瞰できるので、直前期の過去問勉強は年度別過去問集のほうが効率いいです。
まとめ
自分なりに効率よくしかも時間が少ない中どうやって勉強したら効果が上がるのかは、常に意識していました。
空いている時間とか移動時間とかでどこまでやるかとかは意識していました。
なので、働いて勉強している方はぜひスキマ時間をうまく活用して勉強してみてはいかがでしょうか。
今回は
『補助者時代の司法書士試験の勉強方法は?時間活用術』
に関する内容でした。
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