事業承継 やっぱり大事なのは「ヒト」なのか?大戸屋の騒動から…相続同様の問題

事業承継 やっぱり大事なのは「ヒト」なのか?大戸屋の騒動から…

ひとり会社設立や小さい会社の企業法務・相続専門 鉄道大好き司法書士・行政書士の桐ケ谷淳一(@kirigayajun)です。

はじめに

以前よく行っていたのに、最近行かなくなった店のひとつに「大戸屋」があります。

値段が高くなり、行きづらくなったというのが本音。

正直、サービスも低下している気がしていました。

その中で今回のお家騒動から端を発したコロライドによる敵対的買収。

一番翻弄されるのは、実は現場なのです。

なお、今回はこちらの記事を参考にブログを作りました。

事業承継 やっぱり大事なのは「ヒト」なのか?大戸屋の騒動から…

創業時からしてこなかった承継対策が仇に…

一代で大きくした会社の多くは承継対策がうまくいかなかったため、経営が悪化したりしていることが多いです。

今回の「大戸屋」もまさにそれで、先代が亡くなってから創業者一族と経営陣が対立し、経営がうまくいかなくなりました。

そしてここに来て、敵対的買収で風土の違った会社が乗り出してきてしまった…

結局、創業者が急死したため、十分な承継対策を取れなかったうちにゴタゴタが生じてきたという結果に。

実は承継対策は、会社設立時から行う必要があることをこの事例から皆様は学ぶべきだと言えます。

特に会社の規模が大きくなればなるほど、承継対策は早めに行う必要がでてきます。

軸がブレると、既存客も失う結果に…

今回の「大戸屋」を見ていると、お家騒動からこのような結果になっています。

それとともに、私は企業理念の「軸」がブレてきているようにここ数年感じています。

大戸屋といえば店内で調理して、手作り感満載で安価な料理で美味しいというイメージがありました。

しかし、ここ最近、高くなってきて、特段美味しいものもないということになると、足を運びづらくなってきています。

何か「大戸屋」には魅力があったから行っていたのに、その魅力がなくなってしまい、行く価値がなくなる、さらにライバル店の台頭もあり、さらに魅力がなくなる。

その上でゴタゴタが続くとなると、行く気はなくなるのです。

いちばん大事なのは「ヒト」(=そこで働いている従業員)

どんな規模であろうと、やはり従業員を大事にしてこない会社は、そっぽを向かれてしまいます。

「大戸屋」も退職者が多いとのことで、風土の違う会社のもと働くのは難しいと思っている方も多いようです。

いちばん大事なのは、現場であり「ヒト」であることを経営陣はもっと知るべきです。

従業員の頑張りがあって会社が成り立っているということを意識していかないと、周りからも見向きもされなくなります。

まとめ

今後「大戸屋」がどうなっていくのか、敵対的買収されたあとの動きに注目していきたいです。

本当に事業承継の難しさを感じる事例と言えます。

今回は
『事業承継 やっぱり大事なのは「ヒト」なのか?大戸屋の騒動から…』
に関する内容でした。

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参考書籍

「事業承継法」入門

鈴木 龍介 中央経済社 2020年08月28日頃
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この記事を書いた人

司法書士・行政書士 桐ケ谷 淳一

鉄道(乗り鉄・撮り鉄両方)と麻婆豆腐・担々麺をこよなく愛する司法書士・行政書士です。
ひとり会社設立、副業・複業、小さな会社の企業法務の分野を得意としています。
1977年1月 東京生まれ東京育ち
2000年 日本大学法学部法律学科卒業
2004年 司法書士試験合格
2005年 行政書士試験合格
2007年 東京都江戸川区葛西駅前にて司法書士事務所・行政書士事務所を開業
2017年 平成27・28年施行改正会社法・商業登記規則、役員変更登記の注意点(株式会社レガシィから)のCD・DVDを出しました。

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