2020年司法書士試験筆記試験が行われました!自己採点をしたほうがいいのか?
東京都江戸川区葛西駅前 ひとり会社設立や小さい会社の企業法務・相続専門 司法書士・行政書士の桐ケ谷淳一(@kirigayajun)です。
目次
はじめに
2020年9月27日に司法書士筆記試験が2ヶ月半遅れて実施されました。
新型コロナウイルスの影響で、試験会場では検温なりソーシャルディスタンスの措置がとられ、例年以上に受験生には負担になった筆記試験になりました。
2020年の司法書士試験はどうだったのか、自己採点をしたほうがいいのかも含めて私見を書きます。
2020年司法書士試験筆記試験が行われました!自己採点をしたほうがいいのか?
今年は自己採点をすべきかどうか…
2020年の司法書士試験は、通常より2ヶ月半遅れで行われました。
2021年はおそらく、例年通り7月に行われるだろうと思われます。
その上で筆記試験の合格発表が12月24日ということで、2021年の試験まで思った以上に時間がありません。
そこで、自己採点をすべきかということですが、今年に関しては自己採点すべきでしょう。
今の実力を知ることもさることながら、やはりある程度の進路を考える必要があります。
そもそも2021年は司法書士試験を受けるかをよく考える
私も試験6回も受けたので、ちょっと惰性の部分もありました。
試験が終わったあと、自己採点することで、一応は合格ラインに到達しているのか、基準点に届かなそうなのか、大まかな予測ができます。
もし、今年も結果が厳しそうであれば、まず2021年の司法書士試験を受けるのかどうか、まずはしっかり決めてください。
ダラダラやっていると、おそらく今年と同じ結果にしかなりません。
試験を目指すのであれば、何が足りなかったのかチェックして、来年に向けてどのくらい時間があるのかを考えて行動してください。
合格ラインにある人が今からやっておくといいこと
筆記試験の合格発表が結構時間があるため、合格可能性がある方でも油断は禁物です。
もし、合格していそうだとしても、勉強は引き続きしておくべきです。
口述試験の科目である、不動産登記法や商業登記法、簡裁訴訟代理認定考査のための特別研修の勉強として民事訴訟法をやっておくといいでしょう。
2020年の試験で民法債権法改正の問題も出題され、記述式でも相続法改正の絡みの論点が出題されていたようです。
となると、民法を一通り勉強し直すのもこの時期にいいかもしれません。
まとめ
このブログの読者の皆様で司法書士試験を受験された皆様、お疲れさまでした。
結果はどうであれ、とにかく勉強し続けることがこの時期は重要になります。
今回は
『2020年司法書士試験筆記試験が行われました!自己採点をしたほうがいいのか?』
に関する内容でした。
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参考書籍
こんなにおもしろい司法書士の仕事〈第9版〉 | ||||
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