2020年司法書士試験の合格までのスケジュールが確定!新人研修や来年の司法書士試験への影響は?
東京都江戸川区葛西駅前 ひとり会社設立や小さい会社の企業法務・相続専門 司法書士・行政書士の桐ケ谷淳一(@kirigayajun)です。
目次
はじめに
いよいよ、2020年7月に行われる予定だった司法書士筆記試験が2ヶ月半遅れて9月27日に行われます。
やっと、司法書士試験の全貌が見えてきました。
そうなると、合格後の新人研修や来年の司法書士試験に影響がどれだけ出るのか、私見を交えて紹介します。
2020年司法書士試験の合格までのスケジュールが確定!新人研修や来年の司法書士試験への影響は?
2020年度の司法書士試験のスケジュールは?
2020年9月27日に司法書士試験筆記試験が行われます。
その後、2020年11月4日に筆記試験択一式試験の基準点と多肢択一式の正解が公表されます。
そして、2020年12月24日に筆記試験の合格発表がされます。
年内には司法書士筆記試験の合格発表には間に合うようです。
ほぼ司法書士試験合格だと思っていいでしょう。
その後、年が明けて1月12日火曜日に口述試験が行われ、2月1日月曜日に最終合格の発表があります。
新人研修の影響はどうなるか?
個人的な見解に基づくものなので、必ず、日本司法書士会連合会や各司法書士会のホームページで新人研修の日程等は確認してください。
例年だと12月から新人研修が始まっていましたが、試験日がずれたことで、新人研修は大幅に変わるでしょう。
各単位会の新人研修やブロックの研修も変わる可能性があります。
最近の日本司法書士会連合会主催の中央新人研修は一部インターネットによる受講になっていますが、単位会の新人研修やブロック研修もWEB研修に変わるかもしれません。
一番気がかりなのは簡裁訴訟代理認定のための特別研修。
さすがにWEB研修というわけにはいかないので、集合研修で行われることになろうかと思います。
ただ、新型コロナウイルス感染症予防の観点から大幅な変更を余儀なくされそうな気がします。
いずれにしても日程は大幅にずれ、簡裁訴訟代理の認定考査は来年の実施は2020年同様ずれるでしょう。
2021年司法書士筆記試験への影響は?
こちらに関しては、2021年は例年通り7月に行われるだろうと思われます。
そうなると、今年受験された方で感触があまり良くないと思ったら、1・2日休んでもいいですが、速やかに勉強再開しないといけません。
多肢択一式の基準点や筆記試験合格発表まで待っていると、来年の試験には間に合いません。
合格するまでが試験勉強だと思い、今年は合格がはっきりするまでしっかり勉強したほうがいいです。
勉強する科目としては、口述試験でも出る不動産登記法・商業登記法、あと、簡裁訴訟代理の特別研修のために民法と民事訴訟法をやっておけばいいでしょう。
まとめ
2020年の司法書士試験の合格発表までの日程が分かったので、受験される方はとにかく最後の最後まで諦めずに勉強してください。
このブログの読者の皆さまが合格されることをお祈りしています。
今回は
『2020年司法書士試験の合格までのスケジュールが確定!新人研修や来年の司法書士試験への影響は?』
に関する内容でした。
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