司法書士試験筆記試験 合格発表後もし2022年の試験を受けたいのであれば…

司法書士試験 筆記試験合格発表後もし来年の試験を受けたいのであれば…

ひとり会社設立や小さい会社の企業法務・相続専門 鉄道大好き司法書士・行政書士の桐ケ谷淳一(@kirigayajun)です。

はじめに

2021年の司法書士筆記試験が7月に行われ、先日に筆記試験の合格発表がされました。

その後どのように過ごしていくといいのか、自分の体験をもとに紹介します。

この内容のブログも書いていますが、2021年版として再度リライトして書き直します。

司法書士試験 筆記試験合格発表後もし来年の試験を受けたいのであれば…

来年の試験まで7ヶ月で何をすべきか?

2021年の司法書士試験の筆記試験の合格発表は例年よりやや遅く10月11日に行われました。

いつもなら筆記試験合格発表が9月下旬なので、2週間位遅いでしょうか。

すでに筆記試験の基準点は公表されているので、厳しい方は勉強を再開しているでしょう。

2021年は午前の部の択一の基準点は平年並み、午後の択一の基準点は66点とかなり低めでした。

記述式の基準点は34.0点と半分もいっていません。

ただ、総合点は思った以上に高く、208.5点でした。

まずは合格発表があったら、来年の試験を目指すのかどうかを真剣に考えてください。

来年の試験までは昨年の試験比べると期間は長くなりましたが、それでも年内にある程度のことは終わらせないと来年の試験に間に合いません。

まずは試験に対するモチベーションの維持を図ってください・

自分の司法書士試験に対するモチベーションを維持できるのかというのも非常に大事になります。

改正法も視野に入れつつ基礎固めに重点を!

仮に試験に落ちて、来年も受験すると決めたのであれば、改正法の勉強もしてください。

おそらく改正法も実務では落ち着き始め、様々な角度で問題が作れやすくなります。

他の資格試験でも改正法に対応した出題がされているので、そろそろ本格的に民法債権法や相続法については改正法は意識したほうがいいでしょう・

とはいっても、なぜ2021年の試験に落ちたのかを再検証してください。

予備校の択一式リサーチとか受けた場合は、自分はどこで間違え、そこの問題の正答率はどうだったのかは見ておくといいです。

自分が間違えた問題の正答率が高かった場合は、基礎力が不足している可能性が高いです。

あと、正答率が60%前後の問題で間違えている場合は、合否の境になってる可能性もあり、十分注意しなければいけないところです。

いずれにしても、合格者なら絶対間違えないところは常に意識して勉強しておくことが大事です。

すぐに使える知識をアウトプットできていないと、試験には役に立ちません。

とはいっても。改正法の問題は、おそらく条文レベルでしか出題されないでしょう。

なので、民法債権法と相続法、会社法の改正はまずは条文をしっかりあたることが重要なのかと思います。

まとめ

2021年の司法書士試験は、短期決戦の意味合いが強いです。

しっかり基礎固めをすることが重要になるかと思います。

基準点より午前・午後とも2から3問正解をすることが合格への近道ではないかと。

満点はいらないので、まずは基礎からきちんと固めていきましょう。

今回は
『司法書士試験 筆記試験合格発表後もし来年の試験を受けたいのであれば…』
に関する内容でした。

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司法書士・行政書士 桐ケ谷 淳一

鉄道(乗り鉄・撮り鉄両方)と麻婆豆腐・担々麺をこよなく愛する司法書士・行政書士です。
ひとり会社設立、副業・複業、小さな会社の企業法務の分野を得意としています。
1977年1月 東京生まれ東京育ち
2000年 日本大学法学部法律学科卒業
2004年 司法書士試験合格
2005年 行政書士試験合格
2007年 東京都江戸川区葛西駅前にて司法書士事務所・行政書士事務所を開業
2017年 平成27・28年施行改正会社法・商業登記規則、役員変更登記の注意点(株式会社レガシィから)のCD・DVDを出しました。