司法書士試験 筆記試験合格発表後もし来年の試験を受けたいのであれば…
ひとり会社設立や小さい会社の企業法務・相続専門 鉄道大好き司法書士・行政書士の桐ケ谷淳一(@kirigayajun)です。
目次
はじめに
2020年の司法書士筆記試験が9月に行われ、先日に筆記試験択一式の基準点が公表されました。
いよいよ12月24日に筆記試験の合格発表があります。
その後どのように過ごしていくといいのか、自分の体験をもとに紹介します。
この内容のブログも書いていますが、今年は特に特別の年なので再度書いていきます。

司法書士試験 筆記試験合格発表後もし来年の試験を受けたいのであれば…
来年の試験まで7ヶ月で何をすべきか?
いつもなら筆記試験合格発表が9月下旬から10月上旬なのですが、今年は筆記試験が2ヶ月半遅れての開催。
それに伴い、スケジュールも繰り下がっています。
いよいよ12月24日に筆記試験の合格発表があります。
筆記試験の基準点は公表されているので、基準点を超えていない方や、基準点は超えていたが、記述式で自信のない方はすでに勉強を再開していると思います。
まずは合格発表があったら、来年の試験を目指すのかどうかを真剣に考えてください。
来年の試験までは期間が短く短期決戦となることは意識しないといけません。
そこまで自分の司法書士試験に対するモチベーションを維持できるのかというのも非常に大事になります。
改正法も視野に入れつつ基礎固めに重点を!
仮に試験に落ちて、来年も受験すると決めたのであれば、改正法の勉強もしてください。
とはいっても、なぜ2020年の試験に落ちたのかを再検証してください。
予備校の択一式リサーチとか受けた場合は、自分はどこで間違え、そこの問題の正答率はどうだったのかは見ておくといいです。
自分が間違えた問題の正答率が高かった場合は、基礎力が不足している可能性が高いです。
あと、正答率が60%前後の問題で間違えている場合は、合否の境になってる可能性もあり、十分注意しなければいけないところです。
いずれにしても、合格者なら絶対間違えないところは常に意識して勉強しておくことが大事です。
すぐに使える知識をアウトプットできていないと、試験には役に立ちません。
あと、2020年の試験では民法債権法の問題がダイレクトに出題されました。
来年の試験では会社法改正も出題される可能性はあるため、注意は必要です。
おそらく改正法の問題は実務で固まっていない部分が多いので、条文レベルでしか出題されないでしょう。
なので、民法債権法と相続法、会社法の改正はまずは条文をしっかりあたることが重要なのかと思います。

まとめ
2021年の司法書士試験は、短期決戦の意味合いが強いです。
しっかり基礎固めをすることが重要になるかと思います。
基準点より午前・午後とも2から3問正解をすることが合格への近道ではないかと。
満点はいらないので、まずは基礎からきちんと固めていきましょう。
今回は
『司法書士試験 筆記試験合格発表後もし来年の試験を受けたいのであれば…』
に関する内容でした。
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