司法書士試験まで残り1ヶ月弱 この時期に大事なこととは?
東京都江戸川区葛西駅前 ひとり会社設立や小さい会社の企業法務・相続専門 司法書士・行政書士の桐ケ谷淳一(@kirigayajun)です。
目次
はじめに
司法書士試験まで残り1ヶ月弱。
2020年は試験日が2ヶ月伸び、勉強ペースがなかなか掴めない受験生も多いのではないでしょうか。
この時期大事なことを自分の体験も含めて紹介します。
他の資格試験受験生にも役立つ内容にしていきます。
司法書士試験まで残り1ヶ月弱 この時期に大事なこととは?
最優先事項を徹底的に潰す
まず、合格している人の特徴として、全部完璧に仕上げて試験当日を迎える人はほとんどいないということ。
何かしらの漏れがあって、不安をいだきながら試験会場に向かう人が多いです。
自分も以下のテキストを中心に直前期は回していましたが、本当に足りるかは不安でした。
司法書士 直前チェック 必修論点総まとめ 1民法1(総則・債権) 【2020年試験向け 改正民法対応版】 | ||||
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ただ、これに書いてあることを徹底的にマスターすれば合格できるわけだし、満点を目指す必要はないと最後は開き直りました。
なので、あなたがこの超直前期に大事なことは、試験の最優先事項を徹底的に潰すということ。
最優先事項とは、試験の基礎的なことで受験生なら誰でも答えがパッとアウトプットできるような状態に持っていくこと。
特に時間のない司法書士試験では、パッと答えが出るものはすぐに出さないと時間が足りません。
すぐに引き出す訓練を超直前期はするべきです。
各資格試験の合格点をきちんと押さえる
司法書士試験の場合、基準点(足切り点)のプラス2~3問、記述式であれば、7割くらいの正答率で合格できています。
裏を返せば、満点を目指すことも、1位を目指さなくても受かるのです。
多くの合格者は、試験当日自分のやり切ったと思って受験し、ギリギリでなんとか受かっているものなのです。
意外と受験回数が少ない方が実は順位が上位だったということもあることから、おそらく知識はそんなになくても事務処理能力が高いのかと思います。
受験回数が多くて受からない人は、知識はあるが、試験会場で活かしきれていないということをまずは意識すべきで、超直前期はアウトプットをより意識すべきです。
知識が少なくて受かっている人は、択一式の答えの見極めが上手で、ベテランになればなるほど知識が邪魔して答えが出せない可能性もあります。
とにかく点数をまとめるということが司法書士試験を初め各種試験重要です。
過去問 単元別から年度別へ…
過去問ですが、単元別から年度別へ移行していきましょう。
本試験では、全範囲まんべんなく出るわけで、単元別ばかりやっていると、ここだけのことしか頭が動きません。
しかし、年度別の過去問はすべての範囲が網羅されていて、頭の使い方も変わってきます。
そして単元別で得られなかった気づきも出てくるでしょう。
そこを優先的に潰していくといいでしょう。
司法書士 合格ゾーン 年度別5ヵ年過去問題集 平成27〜31年度 | ||||
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まとめ
この時期の勉強方法はとにかく点を取る勉強にこだわるべき。
ということは基礎をしっかり身につけ、すぐに知識を引き出させるアウトプットをより意識して勉強してください。
今回は
『司法書士試験まで残り1ヶ月弱 この時期に大事なこととは?』
に関する内容でした。
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