東京都江戸川区葛西駅前 会社設立などの企業法務・相続専門 鉄道大好き司法書士・行政書士の桐ケ谷淳一(@kirigayajun)です。
はじめに
東京都交通局の事業計画とでもいえる「東京都交通局経営計画2019」がこのたび公表されました。
都営地下鉄、都電、都バス、日暮里・舎人ライナーその他東京都交通局の今後の事業計画について記載されているものです。
今回は、個人的に気になる都営三田線の事業計画部分をピックアップしていきます。
目次
「東京都交通局経営計画2019」に記載されているものとは?
関東圏の私鉄会社は毎年4月から5月にかけてその年の事業計画を公表しています。
東京都交通局の場合、その事業計画が3年毎に公表しています。
「はじめに」でも書きましたが、東京都交通局に関する事業について詳細に事業計画が記載されています。
前回は2018年までの内容だったため、新たに2019年から3年でどのような事業をしていく予定かを見ることができます。
「東京都交通局経営計画2019」でみる今後の都営三田線の事業計画はどうなるのか?
まず気になったのは都営三田線の編成増強。
最近都営三田線は輸送人員が増加傾向にあるようです。
平日20時台、21時台に西高島平方面の電車に乗ると朝ラッシュ並の混雑でけっこう大変です。
そこで2022年度から、一部の電車を6両編成から8両編成にすると明記されました。
おそらく8両編成は新造車両でしょう。
8両編成をするとなるとホームドア改良や駅の改修工事などをする必要が出てきます。
また、東京メトロ南北線や東急目黒線との調整も必要となると思われます。
また、車両更新のページを見ると、2021年度に三田線で9編成登場させることも明記されていました。
おそらく2022年3月ころから8両編成でしかも新造車両が登場するでしょう。
今都営三田線で走っている6300系も最初の編成が登場して25年が経つので、そろそろ更新時期がきてもいい頃だといえます。
さらに、仮に南北線や東急目黒線との連携がうまくいかなくても、白金高輪駅だけ8両編成分のホームドアに東京メトロにお願いしてもらい、三田線内だけ8両編成にしてもいいと思います。
もうひとつ気になる記載として、「2022年度下期に開業が予定されている東急新横浜線との直通運転に向けて、関係機関との調整を進めます。」がありました。
そうなると都営三田線沿線から新横浜までは一本で行ける可能性が出てきました。
さらに、相鉄新横浜線との直通運転も視野に入ると思われます。
いずれにしても8両編成に対応しないといけないため、車両更新も急ピッチで進目ないといけないでしょう。
まとめ
「東京都交通局経営計画2019」で都営三田線の今後の状況が少しずつ見えてきました。
個人的には、夕方から夜間にかけての電車の本数をまず増やしてほしい。
それが願いですが・・・
今回は
『「東京都交通局経営計画2019」公表 都営三田線の事業計画はどうなるのか?』
に関する内容でした。
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