東京都江戸川区葛西駅前
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鉄道大好きの司法書士・行政書士の桐ケ谷淳一です。
目次
はじめに
2018年4月27日、小田急電鉄の2018年鉄道事業設備投資計画が公表されました。
小田急線は複々線化完成で、今後どういう動きをするのか気になっていました。
今回の発表で私が気になった部分を中心に私見を交えて紹介します。
小田急電鉄の2018年度鉄道事業設備投資計画からみる今後の展望
私が気になったのは、以下の3点です。
- 新宿口の各駅停車の10両編成化
- 開成駅の快速急行・急行停車
- GSEの増備とLSEの引退
以下、解説していきます。
新宿口の各駅停車の10両編成化
現在、新宿発着の各駅停車は8両編成がほとんど。
これが一部10両編成化されるとのことです。
現在、代々木八幡駅で10両編成が停車できるよう工事をしています。
各駅停車の10編成化ができれば、より柔軟なダイヤを組むことが可能になります。
なぜなら、快速急行の折返しが各駅停車にできたり、またその逆もできるので、ダイヤも組みやすくなるからです。
また、遅延が発生したときも、通常ダイヤへの回復も高いのではと思います。
なお、各駅停車の10両化に伴い、現在8両編成の車両に2両組見込むための車両も増備されるようです。
ところで、平日の午後に6両編成の各駅停車小田原行が運転されていますが、各駅停車の10両編成化で亡くなってしまうのでしょうか。
開成駅の快速急行・急行停車
開成駅は現在6両編成しか停車できず、各駅停車のみ停車しています。
開成町やその周辺地域の方が多く利用しているようで、優等列車の停車を望んでいたみたいです。
現在、開成駅ではホーム延伸工事が行われていて、10編成も停車できるようにするようです。
設備投資計画では、2018年度末のダイヤ改正で開成駅の快速急行・急行の停車が実現するとのこと。
近隣地域の皆様は便利になると思われます。
GSEの増備とLSEの引退
2018年のダイヤ改正から70000形ロマンスカーGSEが運転開始。
さらに2018年に一編成増備されます。
それに伴い7000形ロマンスカーLSEが引退。
私は7000形LSEが引退するというのを薄々感じていたので、小田急に乗る機会があったら写真撮影していました。
新型車両の登場で旧型車両がなくなってしまうのは残念ですが、留置車両のことを考えると致し方ないですね。
そういえば、2021年に海老名に小田急ロマンスカーミュージアムができるとのこと。
そこで7000形LSEは展示されるのでしょうか?
まとめ
小田急線の設備投資計画を見ると、複々線の完成で、今後はホームドアの設置など、人や環境面を重視した内容だと感じました。
ただ、2018年度末のダイヤ改正で、3月のダイヤ改正ほどではないですが、そこそこ変化のあるダイヤになりそうな気がします。
今年も小田急線は目が離せませんね。
今回は
『小田急電鉄の2018年度鉄道事業設備投資計画からみる今後の展望』
に関する内容でした。
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2018年3月に新型ロマンスカーのお披露目会があり、参加してきました。その時のブログを書きました。