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経営者のあなたがしなければならない対策とは?
先日、私が商業登記で携わっている会社の
社長とお話しました。
その社長は次の経営のことを考えていて、
誰に継がせるか、会社の将来のこと
そして自分のことを真剣に考えていました。
経営者の中では意識が高い方です。
経営者の方が必ずしなければならないこと
それは・・・
遺言書を書く
ことです。
遺言であなたの経営に対する思いを伝える
以前のブログで予防法務が大事だという
ことを書きました。
その時の投稿は最後に紹介します。
中小企業の経営者にとっては、
予防法務の一つ「遺言」は
必ずしなければならないことです。
自分はまだ若いから大丈夫
一人の会社だから関係ない
そのように思う経営者もいるでしょう。
しかし、会社というものはずっと続くもの
自分の代で終わり、というわけには
いかないのです。
会社をどうしたいのか、
財産面も含め、対策を講じる必要が
あります。
まずは自筆証書遺言でケアをする
そうはいっても、まだ全部の財産を把握
できていない経営者もいるでしょう。
会社の株式なんかも価値はいくらだか
分からない。
そのような場合、まず次に誰かに
継がせたい方がいれば、その方に株式を
渡す旨の遺言を書くことをおすすめします。
その時は「自筆証書遺言」で構いません。
法的な内容であれば、万が一不慮の事故で
経営者が亡くなっても、最低限株式だけは
後継者にいくので、経営回避につながり
ます。
注意していただければならないのは、
自筆証書遺言の場合、法的不備が生じると
全てが無効になってしまう危険があること。
もし、自筆証書遺言を書きたい場合は、
司法書士や行政書士の専門家に相談して
書くことをおすすめします。
全財産を把握でき、遺留分も含め財産の
分配が決まった段階で、公正証書遺言に
切り替えればいいでしょう。
まとめ
経営者が必ずしなければならないこと
それは「遺言」
誰に継がせたいのかは、早い段階で
決めておくべきです。
そして、承継がスムーズに進めることが
経営者にとって大事な仕事であることを
忘れないでください。
参考投稿はこちら
これからは予防法務の時代?(個人編)【司法書士の日記】 – 司法書士行政書士きりがやブログ(きりログ)
これからは予防法務の時代?(法人編)【司法書士の日記】 – 司法書士行政書士きりがやブログ(きりログ)
参考書籍はこちら
知識ゼロからの会社の継ぎ方・事業承継入門
真部 敏巳,河合 保弘 幻冬舎 2015-08-27
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