こんにちは、東京都江戸川区船堀に事務所を構える「相続」に特化した事務所、司法書士・行政書士の桐ケ谷淳一(@kirijunshoshi)です。
目次
はじめに
「うちは資産家じゃないからまだ大丈夫――」そう思っていませんか?
実際には 40歳以上の約4,000万人 が相続に不安を抱え、年間 600万人 が手続きで悩んでいます。
しかも 78% が何らかのトラブルを経験したという調査結果も。
本連載では “法律×心理” の両面から、親世代を前向きに動かし、あなた自身のストレスを最小限に抑える方法をお届けします。
読み終えるころには、相続の準備が「めんどう」から「今すぐやっておくとラク!」に変わるはずです。

1.相続は“遠い未来”ではない
健康寿命と平均寿命の差(女性約12年/男性約9年)は、介護と相続が一緒にやって来る危険ゾーン。
親が元気な今こそ、遺言や家族信託など“選択肢が多い時期”です。
タイミングを逃すと、対策できずに争いへ直行――というケースは珍しくありません。
2.なぜ親は動かないの?3つの壁
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まだ早い症候群:「自分は大丈夫」が口癖
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タブー文化:お金と死の話題は避けたい
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手続きアレルギー:複雑で難しそうに感じる
本連載では“相続”という言葉を使わず、「もしもの備え」 として切り出す会話スクリプトを紹介していきます。
3.40代主婦が直面するリアルなストレス
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時間:死亡届から相続税申告まで最長10か月
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感情:兄弟姉妹・配偶者との温度差
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お金:相続税・登記・葬儀費用が一度に発生
ワンオペ育児・仕事・親の介護が重なる世代だからこそ、前倒し準備が“未来の自分”を守ります。
4.数字でわかる“相続不安”の大きさ
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相続未経験者の 71.8% が「不安」
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相続経験者の 78.7% が「トラブルを経験」
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年間600万人 が実務で直面
つまり**“悩むのは当たり前”**。恥じずに知識と行動を先取りしましょう。
5.本連載で得られる3つの安心
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親を動かす声かけテンプレ
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財産リスト&家族会議フォーマット
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司法書士をはじめとする専門家の活用術
これらを通じて、相続準備が“家族の未来を守るポジティブなプロジェクト”に変わります。
まとめ:今日からできる一歩
まずは 「実家の名義は誰?」 と優しく聞いてみましょう。たった一言で、相続対策のスタートラインに立てます。
今、このタイミングで一歩踏み出してみませんか?
相続に関して悩んでいるという方は、お気軽にご相談ください。
行動を後押しする2つのステップ
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