【資格合格逆算メソッド】司法書士試験 来年に向けてテキストは書い直すべきか?6回受験した経験から分かること

東京都江戸川区 ひとり会社設立や小さい会社の企業法務・相続専門 資格試験アドバイザーの司法書士・行政書士の桐ケ谷淳一(@kirigayajun)です。

はじめに

資格合格逆算メソッド」。

合格(=受験日)点を取るために、逆算して今何をすべきかを考えるメソッドです。

今年の試験を受けて結果が芳しく無く、来年に向けて勉強を始める方へ。

テキストを書い直したほうがいいのかということを私の体験談を交えて紹介します。

司法書士の勉強を再開 今まで使っていたテキストは書い直すべきか?

今まで基礎講座で使っていてかなりの書き込みのあるテキストを買い直すべきか?

結論は、法改正や改訂版が出ていなければ書い直す必要はありません。

書い直す必要がない理由は、試験合格に必要な情報が全てあなたの書き込まれたテキストに凝縮されているからです。

この書き込まれた情報があれば、何回か回せば受かるので、まずは今までのテキストを軸に勉強を進めてください。

法改正があると、今までの書き込まれた情報が使えなくなることもあるので、その時の改訂版は書い直してください。

書い直したら、自分に必要な情報や弱点の部分の情報を補いながら、再度自分のアレンジテキストを作り上げてきてください。

これさえ読めば合格できるというテキストを作っていけば合格へ一歩でも近づきます。

司法書士の勉強を再開 過去問集は書い直す必要があるか?

過去問集については書い直す必要がないというのが結論です。

今まで使っていた過去問プラス単年度版で今年の過去問集を使えば問題ありません。

しかし、法改正があって過去問そのものが使えないことがあります。

その場合には、全部の過去問集を書い直しておくのがいいです。

法改正に対応していない過去問集を使うことでかえって勉強効率が悪くなっては意味がありません。

来年の試験に向けて法改正があるかどうかを確認しつつ、大きな改正があって問題そのものが使えない場合には、書い直すことで問題ないです。

補足 法改正対策はどうすればいいか?

自分が受験生だったときは、法改正直後に法改正に関する出題はほとんどありませんでした。

それは、法改正当時、実務が動いていないので、問題の出しようがないからです。

しかし、昨今の民法改正は、出題と答えが一致しないことが多々あります。

まだ、制度趣旨そのものが変わってしまっている内容もあります。

この場合は、自分で改正法の勉強をしてもいいですが、予備校の講座を活用するのもいいです。

費用はかかりますが、改正情報が正確で、試験に向けての対策も教えてくれます。

ここはなかなか独学では難しいところなので、費用対効果を考えて予備校を活用するのもありです。

また、法改正があれば、それに伴いテキストや過去問が改訂されます。

テキストや過去問集を書い直す判断の一つとして改正法講座を受講することも検討してみてください。

まとめ

基本前回の試験からのテキストの書い直しはする必要はありません。

ただし、法改正の内容が大きい場合は、テキストや過去問集を書い直すことも検討してください。

今回は
『【資格合格逆算メソッド】司法書士試験 来年に向けてテキストは書い直すべきか?6回受験した経験から分かること』
に関する内容でした。

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司法書士・行政書士 桐ケ谷 淳一

鉄道(乗り鉄・撮り鉄両方)と麻婆豆腐・担々麺をこよなく愛する司法書士・行政書士です。
ひとり会社設立、副業・複業、小さな会社の企業法務の分野を得意としています。
1977年1月 東京生まれ東京育ち
2000年 日本大学法学部法律学科卒業
2004年 司法書士試験合格
2005年 行政書士試験合格
2007年 東京都江戸川区葛西駅前にて司法書士事務所・行政書士事務所を開業
2017年 平成27・28年施行改正会社法・商業登記規則、役員変更登記の注意点(株式会社レガシィから)のCD・DVDを出しました。

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