東京都江戸川区 ひとり会社設立や小さい会社の企業法務・相続専門 資格試験アドバイザー 司法書士・行政書士の桐ケ谷淳一(@kirigayajun)です。
目次
はじめに
相続対策、あなたは何かしていますか?
といっても、なかなか身近な方が相続の体験がないとピンときません。
いざ自分が当事者になったら慌ててしまうということになります。
今回は実際に相続の体験をした人の記事を読みながら相続対策をどうすればいいかを書きます。
最近は芸能人や著名人の相続体験談が記事になっている 皆様ぜひ読んでみてください
先日ヤフーニュースを見ていたら、あるタレントの相続体験談が書いてありました。
要約すると、父親が亡くなってから、色々と相続手続をするのが大変だったという内容。
生前に相続税対策はしていたようですが、(養子縁組などで相続税を減らす対応)それでもいざ相続となると書類集めやら手続でてんてこ舞いだったようです。
結局は相続のことは士業の協力を仰ぎつつも、自分でかなり動いて疲弊したという内容でした。
芸能人や著名人の相続体験は意外とあなたにも当てはまっていることが多いので、非常に参考になります。
芸能人の相続体験談を読んでわかったこと
個人的に有名人が体験した相続手続のことでの気づきを紹介します。
生前に相続税の対策を講じておくことは、特に財産を多く持っている人や会社経営の方は重要です。
自分が亡くなったあと、相続人が相続税や家族のことで大変なことになる可能性があるからです。
読んだ事例では、生前に相続税対策をしておかなかったら、相続税がかなりかかり、不動産を手放しても払いきれなかったリスクがあったようです。
なので、生前から相続について何かしらの対策はしておかないといけません。
とはいっても、なかなか当事者が「相続」に対して後ろ向きであることが多いです。
相続について子供が話しても親はなかなか聞く耳を持ちません。
そのために相続対策を講じることがなかなか難しいということを相続人の方々は知っておくべきです。
結局、相続は自分の知り合いで何か問題が起きないと自分では積極的には動かないということがわかります。
なので、無理には当事者にはお話にならずに、何か「エンディングノート」とか財産の一覧表とか作っておいてねくらいの優しい言葉かけをするのがいいでしょう。
相続対策のために遺言書を書くべきか
最近、遺言書を書くべきかどうかについて議論があります。
この体験談では遺言書は書いていませんでしたが、書いていなくてよかったということを当事者はいっています。
といって遺言書は書かなくていいかというとそうではありません。
逆に書かないと相続開始後揉めてしまうことも十分にあります。
遺言書を書くかどうか、判断が難しいですが、この財産をこの通りに分けてほしいという希望があれば、ぜひ遺言書は書くようにしてください。
その時は「遺留分」のことをまずは気にせずに「あなたの思い」を書いていきましょう。
書いた遺言を専門家に見せて、相続税や法務のことをアドバイス受けて、更に書き直して、「現地点」で最もいい遺言書を書き上げるイメージでいいです。
遺言書が万能のものでもないし、数年後事情が変わって遺言書を書き直したいということも出てきます。
なので、「今」の時点で自分の思いが伝わる遺言書を書くことが相続対策で重要になります。
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相続対策はネットニュースなどの芸能人の体験談で学習しておく
当事者はなかなか後ろ向きで相続対策をしようとしない。まずは周りの人から相続の勉強を始める
遺言書は万能ではない 今の時点での思いをしっかり書くことが大事
今回は
『相続手続 実際に体験した人からの話が役に立つ 相続対策をしておくことが重要 江戸川区の司法書士が解説します』
に関する内容でした。
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