「個人事業主から法人化へのサポートをする会社設立アドバイザー」
東京都江戸川区葛西駅前
司法書士・行政書士桐ケ谷淳一です。
会社の目的、数多すぎていませんか?
「会社の目的、何でも入れていいのでしょうか?」
「会社設立時に、将来やりたい事業も含めて入れましたが・・・」
会社の目的については、自分が本業として行う事業の他に、将来やりたいと思う事業も含めて登記されていることがあります。
会社を設立してから数年が経って、改めて登記事項証明書を見て下さい。
「この事業もうやらない」
「これから別の事業を立ち上げる」
もし、登記事項に記載されている目的と現状が異なるというのであれば、目的変更をすべきです。
目的を第三者は見ている
取引の相手方があなたの会社の登記事項証明書を見た時、真っ先に見るものはなにかと思いますか?
それは
「目的」
です。
「この会社何をやっているのだろう」
というのが一目瞭然だからです。
なので、資本金と比べて目的が多いのも
「この会社本当にこんなに事業ができるのか、ちょっと不安」
と思われあまりいい印象を持たれません。
逆に
「これからお付き合いしようとしている会社
事業するにあたり、その事業が目的に記載されていない」
と思われてしまうのも問題。
会社は目的の範囲内で事業を行うものだからです。
いずれにしても、会社設立当時と現在のギャップと乖離しているのであれば、速やかに目的変更すべきです。
目的も定期的なメンテナンスが必要です。
まとめ
「目的」は商号と並んで、いわば会社の顔というべき部分。
まずは自分の会社の登記事項証明書を必ず確認するようにしましょう。
少しでもギャップが見つかれば、修正することも必要。
是非目的変更を検討して下さい。
では、目的変更の仕方はどうすればいいのか?
それは次回のブログで紹介します。
今回もご覧頂きありがとうございました。
感想を聞かせて頂けると嬉しいです!
類型別 中小企業のための会社法 第2版
柴田 和史 三省堂 2015-04-25
|