京王線2022年春ダイヤ改正 あの独特な種別「準特急」がなくなる?スピードより沿線重視のダイヤ改正
東京都江戸川区葛西駅前 ひとり会社設立や小さい会社の企業法務・相続専門 資格試験アドバイザー 鉄道大好き司法書士・行政書士の桐ケ谷淳一(@kirigayajun)です。
今回は趣味の司法書士・行政書士の鉄道日記ブログです。
目次
はじめに
先日、京王線のダイヤ改正が行われると公表されました。
Twitterで「#準特急の廃止」や「#千歳烏山」がトレンドで話題となりました。
今回の京王線のダイヤ改正は新型コロナウイルス感染症に伴う適正な輸送力の確保がメインで、速達性をなくしたダイヤ改正といえそうです。
そのあたりを書いてみました。
2022年春「さらに便利で快適な移動」が実現 京王線ダイヤ改正を実施します(京王電鉄ホームページより)
京王線ダイヤ改正 あの独特な種別「準特急」がなくなる?スピードより沿線重視のダイヤ改正
京王ライナーが全日明大前駅に停車&「Mt.TAKAO号」定期化
京王ライナーは、毎日運転となっていますが、明大前駅は通過していました。
最近になり、土・休日の京王ライナーは明大前駅に停車となり、2022年春(正式な時期は公表されていませんが)のダイヤ改正で明大前駅に京王ライナーはすべて停車するようになります。
井の頭線の接続を考慮しての停車化となるのでしょう。
現状も踏切の影響で運転停車していたようですが、明大前駅に停車しても所要時間に影響がないため、今回明大前駅に停車化されるようになったのでしょう。
一番大きい改正点「準特急」が「特急」に統合 サービス低下?
個人的に2022年春のダイヤ改正で一番サービス低下と思われるのが、「特急」「準特急」の統合。
特急の停車駅増加で調布以西の速達性が損なわれる結果になります。
特急の停車駅に笹塚、千歳烏山、京王片倉、山田、狭間が追加されます。
高尾山口までの速達性もなくなり、むしろ「Mt.TAKAO」号を利用してほしいという狙いもあるかもしれません。
京王の資料だと、調布以東での乗車機会向上と多摩地区⇔都営線、調布以東へのアクセス向上のためと説明されています。
しかし、準特急が笹塚・千歳烏山を停車駅にしたことで、その目的は達成されましたし、現行ダイヤでも十分目的は果たしていると思われます。
はっきりいって調布以西の速達性は薄れたと言っていいでしょう。
そこが残念な改正と言えます。
「準特急」が廃止され「特急」と「急行」の地位が逆転する路線も?
現状高尾線は、「特急」「急行」は高尾線内、北野、めじろ台、高尾、高尾山口に停車、準特急は高尾線内は各駅に停車しています。
現行でも「準特急」と「急行」が高尾線内では地位が逆転しています。
2022年春のダイヤ改正で、高尾線の急行がなくなるかはわかりません。
現行のままだと「特急」が高尾線内各駅に停車し、「急行」が通過駅ある状態になると、立場が逆転してしまいます。
「準特急」「急行」の違いは、桜上水、つつじヶ丘に停車するかの違いだけで、これが「特急」と統合されると、停車駅の差がほとんどなくなります。
「特急」といっても名ばかりになり、一層「急行」にしたほうが利便性の観点からいいように感じます。
まとめ
2022年春の京王線のダイヤ改正は速達性が損なわれるものとなります。
「特急」と「急行」の停車駅がほとんど変わらなくなり、「特急」の意味合いが薄れる感じがします。
ここは再度京王電鉄には検討してほしい内容です。
今回は
『京王線2022年春ダイヤ改正 あの独特な種別「準特急」がなくなる?スピードより沿線重視のダイヤ改正』
に関する内容でした。
あわせて読みたい
鉄道日記に関するブログはこちらから
ビコム鉄道スペシャルBD 密着!京王電鉄 新型5000系 新形式誕生の記録/試運転前面展望【大島車両検修場~新宿~高幡不動検車区】/Blu-ray Disc/VB-6160 | ||||
|