難関資格試験 「似たもの同士勉強法」 効率よく進めていく勉強法
東京都江戸川区葛西駅前 ひとり会社設立や小さい会社の企業法務・相続専門 資格試験アドバイザー 司法書士・行政書士の桐ケ谷淳一(@kirigayajun)です。
目次
はじめに
資格試験。
短期合格のために必要なこととして、効率よく勉強することがあります。
ただ、闇雲に勉強をしただけだと、難関資格試験には合格は難しい。
そこで、今回提案するのは「似たもの同士勉強法」です。
難関資格試験 「似たもの同士勉強法」 効率よく進めていく勉強法
様々な制度を比較しながら覚える
法律科目、特に民法とかになると、「後見制度」や「債務不履行と不法行為」など、似たような制度がたくさん登場します。
そうなったときに、比較しながら押さえていくと、覚えやすいということがあります。
これは過去問を使うときにも活用できます。
例えば「成年後見制度」に関する問題がでたときに、「後見」になったら結論はこうだけれども、「保佐」や「補助」だとどうなるかを考えるのです。
意外と過去問でも横断的知識問題は問われるので、復習にもなり、より効果的に覚えることができます。
「反復勉強法」ともいえ、一つの問題を多角的に見る訓練にもなります。
ぜひ、過去問を解くときは一つの制度を見るのではなく他の制度に置き換えて考える癖をつけてください。
科目間で横断することも大事
法律では「実体法」と「手続法」があります。
例えば、実際にある事柄が起きたとき、まずは「民法」の条文に当てはめ、それをもとに法律効果を考えます。
実際に法律効果があるにも関わらず、義務が履行されていない場合、裁判を行うことになりますが、その裁判をする手続が「民事訴訟法」であったりします。
勉強が進んでいくと、民事訴訟法で物事を考えるときに、民法のことを考えながら勉強していくことで、よりイメージがつきやすくなります。
条文を読むときも、ただ字面だけを負うのではなく、実際に当てはめる訓練をしたほうがより効率的に勉強できます。
あとは、なぜ司法書士資格試験予備校は「会社法」と「商業登記」を分けて学習させるのかわかりません。
「商業登記」をする上で「会社法」と一緒に学んだほうがより効率的なのに、基礎講座のカリキュラムをみると、別々に学習させているところがほとんどです。
かえってこんがらがる原因のような気がしています。
なので、「実体法」と「手続法」は表裏一体で、一緒に勉強したほうが実は勉強時間を短縮させることが可能なのです。
まとめ
簿記の場合も、商業簿記と工業簿記の違いを意識しながら勉強すると、両方の比較ができてスムーズに勉強できます。
なので、ただ、漫然と勉強するのではなく、似たグループはまとめて覚えるということも意識してみてください。
特に民法とかは似た制度が多いので、比較しながら覚えるとより勉強がはかどります。
今回は
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に関する内容でした。
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