司法書士試験 私が合格までに6回もかかった原因は?
東京都江戸川区葛西駅前 ひとり会社設立や小さい会社の企業法務・相続専門 司法書士・行政書士の桐ケ谷淳一(@kirigayajun)です。
目次
はじめに
司法書士試験は、合格率が現況約4%となっています。
私も合格までに6回かかってしまっています。
なぜそんなにかかってしまったのか、ちょっと分析してみます。
これから司法書士試験を目指す人や、ちょっと合格まで長引いてしまっている方に参考になれば幸いです。
司法書士試験 私が合格までに6回もかかった原因は?
失敗の原因その1 費用だけで選んでしまった
司法書士試験を目指すにあたり、独学でやるか予備校を使っていくか、費用の面から慎重に検討する必要があります。
私の場合は、大学の授業で司法書士に関連する科目は当時なかったですし、予備校に通ったほうが早いということ予備校を選択しました。
ただ、予備校に通うとしても、特に講師のことも気にせず、費用で選んでしまいました。
そこが受験を長期化させた要因の一つです。
最近はネット予備校もあり、自分の受験生時代と比べると選択肢がかなり多いです。
費用だけで選んでしまうと、講師の相性などわからないまま受講することになります。
意外と講師との相性は、受講期間において結構重要な要素になります。
また費用が安いと、オプション講座や答案練習会など別途費用がかかることもあり、トータルで見ると高くなることもあります。
予備校で試験勉強をする際は、通学か通信か、講師との相性、自分が勉強時間にどれだけ割くことができるのかを総合的に判断して決めてください。
意外と受講料もいい費用がします。
失敗の原因その2 基礎を疎かにしてしまった
実は、私は、4回目の試験まで基準点を上回ったことはありませんでした。
特に平成12年は難度が極端に上がり、過去問だけでは対処できないということで、難しいことをしないといけないと錯覚しました。
平成12年の試験以降、ある予備校が大盛況しましたが、今はなくなっています。
そして4回目の試験に落ちた時、ある合格者の方とお話して、自分の考えが変わりました。
その方は、条文と過去問を中心に回し、テキストも絞って勉強していたこと。
当時補助者をしていた私にとって、教材を絞って勉強することがかえって効率よく回せると感じました。
そこから、過去問と条文、テキストを丁寧に何度でも回す方法に勉強方針を変えました。
そうすることで、知識もより強固になり、実力も上がっていったと思っています。
5回目で基準点を突破し(総合点で合格には至らなかった)、6回目でギリギリ合格できました。
別にこの試験は合格さえすれば順位は関係ないので、とにかく合格者なら間違えない論点できちんと点数をまとめることが合格への近道なのかと思いました。
失敗の原因その3 一つの予備校に固執していた
実は私は、基礎講座から平成16年3月までは一つの予備校で勉強していました。
しかし、どうも問題の慣れができてしまい、ちょっとモチベーションが下がってしまった。
また、当時その予備校の問題が過去問と逸脱しているという情報もあった。
なので、4月から答案練習会は別の予備校で受講することに。
それがいい結果をもたらしたのかと。
もし、長期受験生で、一つの予備校に固執しているのであれば、違う予備校に通うのも選択肢としてはありかと。
ただ、同じ年に複数の予備校の答案練習会に通うのは非効率なので、一つに絞り、あくまでも自分の勉強を最優先して決めるべきです。
まとめ
私が6回も司法書士試験にかかった原因は他にも絶対的な勉強量の不足などあります。
うまく時間活用ができなかったからこそ、今の仕事の時間術に生きているのかとも感じています。
そのあたりはまた追って書きます。
今回は
『司法書士試験 私が合格までに6回もかかった原因は?』
に関する内容でした。
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参考書籍
合格率3%の司法書士試験に下克上合格 〜がむしゃらFight編〜 | ||||
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