「会社設立アドバイザー」
東京都江戸川区葛西駅前
司法書士・行政書士の桐ケ谷淳一です。
会社設立までにしておくべきことは?
会社設立日、気にする人は気にするし、気にしない人は全く気にしていません。
最近は占いで、この日がいいと決める起業家のかたもいます。
では、会社設立日までにしておかないといけないことは何でしょうか?
目次
会社設立日から逆算して考える
指定した日に会社設立登記申請すると分かっていますので、それまでにしなければならないことを落としこんでいきます。
ちなみに、会社設立日は登記申請した日になります。
そこで登記申請の添付書面でミスとかすると、その日が登記申請にならない時があります。
なので、細心の注意を払わないといけないのです。
会社の実印を用意する
会社の実印、今ではインターネットでも注文できますが、印鑑にもこだわりを持つ人もいます。
となると、印鑑が出来上がるまでにどのくらいかかるのか、念頭に置かないといけません。
会社設立登記にあたり、会社の実印を押印する箇所があるからです。
(間に合わない時は別手段を使うこともありますが、あまりオススメしません)
定款認証の日と資本金の払込み
定款認証の後に発起人口座に払込をする必要があります。
登記申請の日に、定款認証をして払込をし、その通帳のコピーを付けて登記申請することも可能です。
ただ、スケジュールがタイトで、万が一公証役場の公証人の先生の手配ができなければどうすることもできません。
設立登記までに要する準備期間
巷では「一日で会社設立可能」とか謳っているところもあります。
しかし、上記内容を見てもらえば分かりますが、一日で全てをやるのはリスクが大きいです。
そもそも一日でできるのは、ほとんど申請準備もできて、すぐにでも出せる状況にある場合に限られます。
そうするとどのくらい前から準備した方がいいのか?
せいぜい私は余裕を見て1か月前から準備を始めたほうがいいです。
後は決算月をどうするのかも考えて決める必要があります。
専門家と話しながら決めていくほうがいいでしょう。
要は、余裕をもって会社設立の準備をしてくださいというのが結論です。
今回もご覧頂きありがとうございました。
感想を聞かせていただけると嬉しいです。
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