司法書士業務のマルチタスク やることが多くて大変になることも
ひとり会社設立や小さい会社の企業法務・相続専門 鉄道大好き司法書士・行政書士の桐ケ谷淳一(@kirigayajun)です。
目次
はじめに
ひとり事務所の司法書士・行政書士業務仕事術。
ひとりで作業をしていると、どうしてもマルチタスクになりがち。
ひとりの場合、どうやって仕事の管理をしているのか、自分の経験を交えて紹介します。
司法書士業務のマルチタスク 結構多くて大変になることも
司法書士業務は並行して業務を進めることが多い
まずは、マルチタスクの意味についての意味を確認しておきましょう。
マルチタスクとは、複数の作業を同時にもしくは短期間に並行して切り替えながら実行することを指します。
一つの業務に集中して取り組むこともありますが、自分が事務所を経営するようになってから、同時に複数の案件を抱えることが多くなりました。
成年後見業務にしても、ひとりだけでなく、複数人後見人として選任されていると、同時並行的に切り替えて行うこともあります。
あとは、不動産登記の場合は、不動産登記の決済業務だと、複数の登記と利害関係者が絡むため、常に色々と目を配りながらやっていく必要があります。
決済業務だけでなく、相続登記や商業登記も同時に受託することもあり、士業の業務はマルチタスクの能力が要求されてくると思われます。
業務をしていく間にも急ぎ案件や調べ物もする必要がある
たいてい、登記申請日や裁判期日に向けて準備すればいいです。
しかし、準備している途中から、急ぎの案件に対応しなければいけないこともしばしば。
あとは、登記申請の際に根拠となる法律や先例なども調べる必要があったりと、同時進行的に仕事を進める必要があります。
切り替えがどうしても必要になってくることもあります。
あとは、ある案件を進めている上で、ミスが起きないかも慎重にしないといけないため、集中力が必要になることもあり、司法書士・行政書士業務は繊細な部分はあると思っています。
優先順位をつけて業務を行う
司法書士業務でも、登記の日程が近いものや急ぎの案件については、優先順位が高くなります。
特にこの日に登記を出さないといけない決済業務とか会社設立登記は、一つでもミスがあると信用問題にもつながってきます。
私の場合は、ある程度の優先順位をつけて、先を見越して業務を行っています。
前日とかバタバタする可能性があるので、時間のあるうちにある程度完成まで持っていき、焦らないように対応しています。
あとは、担当者とこまめに連絡を取り合うことも意外と重要なのかと。
一方的な思い込みや行き違いで対応が遅れてしまうこともあるので、気になることがあれば連絡をして解決するようにしています。
ある程度業務の予測をしながらマルチタスクをしているところがあります。
まとめ
士業の場合は、マルチタスクで業務をこなさないと収入は増えないと思っています。
本来業務の他に、会務をしている方は、更にマルチタスクをこなさないといけないので大変だと。
同時に3つまでしかできないと言われているマルチタスクですが、個人的には一つ一つ丁寧にこなしながら対応するしかない気がします。
今回は
『司法書士業務のマルチタスク やることが多くて大変になることも』
に関する内容でした。
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