【会社設立アドバイザーの企業日記】事業承継 東池袋大勝軒山岸さんの功績から考える

「会社設立アドバイザー」
東京都江戸川区葛西駅前の
司法書士・行政書士の桐ケ谷淳一です。

ラーメン界の巨匠、山岸一雄さんがお亡くなりになりました。
謹んでお悔やみ申し上げます。

つけ麺を考案し、多くの弟子を残し、ラーメン界に功績を残しました。

今回は多くの弟子を残したというところに着目し、企業の「事業承継」について考えていきます。
(写真はグーグル画像から拝借しました)

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事業承継 包み隠さず教える勇気

山岸さんは弟子を100名以上を育て上げたことで有名です。

本来であれば、自分が築き上げたことは、広めたくないと思うのが普通です。
しかし、ラーメンを始め、ノウハウを包み隠さず教えたのは大きいです。

一般企業が父親から子や従業員へ承継するとき、包み隠さず教えることが、その会社をさらに発展させていくことになります。

今日本が直面している問題の一つに承継問題があります。
跡継ぎがいないので、せっかくの技術がなくなるということもあります。

となると、日本経済にも影響を与えてしまうことになり、大きな損失にもつながります。

山岸さんはラーメンを通じて、多くの弟子を育て上げ「大勝軒」の味を広めていきました。
多くの時間をかけて、弟子を育てたところには感動します。

企業も同じ。
次の世代へつなげるための準備は、ものすごく時間がかかることは意識しておきましょう。

1年では足りません。
5年・10年とスパンがかかると思ってください。


事業承継 人間性も大きな影響も

山岸さんの人柄は、多くのラーメン関係者を魅了してきました。

人間性が優れていたからこそ、信頼され、弟子もついていくことができたのでしょう。

事業承継においても、人間性が大事になります。

中小企業では「ヒト」の要素が大事になります。
「ヒト」は家族・従業員を始め、その周りの方々も含みます。

中小企業の場合「ヒト」次第で、経営に影響を与えてしまうことも。

周りから信頼関係を構築していくためにも、「人間性」を磨くということも事業承継のときに重要になることを認識してください。


まとめ

山岸さんは時間をかけて、弟子を育て、ラーメン業界にも影響を与えました。
味や人間性の承継もうまくいったところが大きいでしょう。

中小企業も当てはまる部分はものすごく多い。

会社を継ぐというのは時間がかかること。
じっくり時間をかけて次の人に継がせるには何が必要か、考える必要があるでしょう。

特に大事なのは「ヒト」
そこを疎かにしてしまうと、経営もうまくいきません。

今回の東池袋大勝軒の功績は、企業法務の承継問題と絡めると面白いと思い、投稿しました。

いかがだったでしょうか?

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司法書士・行政書士 桐ケ谷 淳一

鉄道(乗り鉄・撮り鉄両方)と麻婆豆腐・担々麺をこよなく愛する司法書士・行政書士です。
ひとり会社設立、副業・複業、小さな会社の企業法務の分野を得意としています。
1977年1月 東京生まれ東京育ち
2000年 日本大学法学部法律学科卒業
2004年 司法書士試験合格
2005年 行政書士試験合格
2007年 東京都江戸川区葛西駅前にて司法書士事務所・行政書士事務所を開業
2017年 平成27・28年施行改正会社法・商業登記規則、役員変更登記の注意点(株式会社レガシィから)のCD・DVDを出しました。

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