東京都江戸川区葛西駅前 ひとり会社設立や小さい会社の企業法務・相続専門 司法書士・行政書士の桐ケ谷淳一(@kirigayajun)です。
目次
はじめに
今年は東京司法書士会の新人研修の講師をしてきました。
ちなみに2018年の司法書士試験の合格者の平均年齢は38歳。
結構年齢が高いです。
受験回数がどのくらいかは分かりませんが、それなりの受験回数のかたもいたと思います。
今、司法書士試験を3回以上落ちている方、あなたの勉強方法はどこかズレています。
司法書士試験 何年かけても合格できない方は短期合格者の勉強方法を検討すべき!
そもそも合格できない理由をベテラン受験生は探るべき
私は司法書士試験受験回数は6回と他の受験者と比べて多いです。
そもそも自分が受からなかった要因で間違った考えをしていたのは、
勉強時間が足りなかったから。
実は勉強時間が少なくても合格できている人はいます。
サラリーマンでフルタイム働いて、1回もしくは2回で司法書士試験に受かる人はいるのです。
となると、勉強時間が足りなかっただけで試験に落ちることはありません。
いかに勉強内容と効率化が大事かということが分かるでしょう。
当然合格までに多くの勉強時間が必要ですが、もっと大事なこと。
司法書士試験の問題と余計なことをしすぎているので合格が遠のいていること
をベテラン受験生は認識すべきです。
実は私も、合格までに長い道のりをたどりましたが、ふとしたきっかけで、時間を確保しつつ、余計な勉強をしているのに気づきました。
1回、2回で司法書士試験に合格している人がやっていることを真似る
実はある短期合格者と受験生時代接することがあり、その方に勉強方法を聞きました。
すると、過去問とテキストを何度も繰り返し、条文の読み込みもしっかりしていた。
これだと私は気づいたのです。
司法書士試験を短期間で合格している人は、当然ベテラン受験生(数回受験しても受からない人)に比べて勉強時間が少ない。
多くの短期合格者は予備校のカリキュラムをこなすのに精一杯のはず。
ということは、基礎的なことをしっかりやっていればこの試験は合格点を取れるのです。
それが、過去問とテキストを何度も繰り返し、条文の読み込みなのです。
ベテラン受験生は、満点を目指そうと思って余計なことを覚え、肝心な基礎部分を落とす、その結果点数がまとまらない事態に陥っていると思うのです。
あとは事務処理能力の問題も。
知らない選択肢は無視して、分かる範囲で解いていく、これが実は大事なことなのです。
短期合格者は無意識でそれを理解しています。
ベテラン受験生は全部の選択肢で自分なりの答えを見つけないと気がすまない人が多いので、簡単な部分で間違えたり、問題文を深読みしすぎたりして間違えるのです。
基礎的な勉強に立ち返る勇気がどれだけあるか
短期合格者は基礎を本当に大事にしています。
条文、過去物、テキストを繰り返しやっているので、法律の根幹を理解している。
一方、ベテラン受験生は知識がまとまっているようで実はバラバラ。
暗記に頼る勉強もしているので、法律の要件・効果とかを無視しがち。
やはり、法律の趣旨・要件・効果と条文の意味、判例の趣旨を押さえる勉強、そして過去問でどう聞かれているかを反復学習したほうが受かりやすいといえます。
まとめ
どうしても試験に受からない人は一度短期合格者の勉強方法を真似ることをおすすめします。
自分の勉強方法に固執してしまうと、合格は見えてきません。
自分も短期合格者の勉強方法を検討してやっと合格しました。、
今からでも遅くないので、受験回数が多い司法書士受験生の方はぜひ勉強方法の見直しを検討してみてください。
今回は
『司法書士試験 何年かけても合格できないベテラン受験生は短期合格者の勉強方法を検討すべき!』
に関する内容でした。
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とにかくベテラン受験生は2019年が本当の勝負です。なぜか?こちらのブログ御覧ください。
参考書籍
実はインプットばかりやっていても勉強した気分だけ。アウトプットをしないと実力はでません。
こちらの本を参考にしてください。
学びを結果に変えるアウトプット大全 (Sanctuary books)
樺沢紫苑 サンクチュアリ出版 2018-08-03
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