東京都江戸川区葛西駅前 ひとり会社設立や小さい会社の企業法務・相続専門 司法書士・行政書士の桐ケ谷淳一(@kirigayajun)です。
目次
はじめに
一般的に司法書士で食べていくのは難しいのでしょうか?
Peingの質問箱に届いた質問です。
私の答えは・・・
司法書士で食べていくことは難しいのか?
そもそも質問自体がナンセンス
質問者を、これから司法書士試験合格目指して勉強される方を想定します。
まず質問者にこちらから聞きたいのですが、なぜあなたは司法書士を目指すのですか?
やりたいことが決まっていて、それがビジネスとして成り立つのであれば、司法書士で食っていくことは可能です。
ただ単に独立して楽したいとかという気持ちしかないのであれば、開業は厳しいです。
というか、司法書士試験自体を目指さないほうがいいです。
司法書士に限らず士業で食えるかどうかはその人の心の持ちよう次第だと思います。
なので、そもそも「司法書士で飯が食えるか」という質問自体ナンセンスなのです。
司法書士試験は誰でも受かる試験 しかし・・・
司法書士試験は11科目を勉強しなければならない大変な試験。
周りからもすごいと言われることもあります。
しかし、この試験、誰でも受かることができる試験です。
ただし条件があって、最後まで司法書士として活躍したいという情熱があるかどうかで決まります。
だいたい受からない人を見ていると、以下の人が当てはまります
学問的な勉強をし、全然司法書士試験の範囲外のことをやっている人
そもそも司法書士になる動機が明確でなくただ勉強を始めた人
私は、司法書士に合格し、司法書士として活躍したいのであれば、勉強開始前にどんなことをするのか把握し、適性かどうか調べてからやるべきだと考えています。
司法書士合格で人生の選択肢は増える!
私は司法書士に合格したら独立してどんどん活躍してほしいと思っています。
しかし、今の時代は独立が難しいとも言われています。
かといって、司法書士事務所の補助者・使用人だとせっかく合格しても自分のスキルを活用することは難しいです。
個人的に注目しているのは企業内司法書士。
弁護士と同じように会社から裁量が与えられ、そこで最高のスキルを身につけることができます。
サラリーマン的な働き方になってしまいすが、独立が苦手というのであれば、なにか企業法務分野でトップを目指すとかそういう意気込みでやってほしいです。
とにかく司法書士に受かると、選択の可能性がかなり広がることになります。
まとめ
最後は質問者の答えと脱線したかもしれませんが、食えるか食えないかの質問はナンセンス。
これからの時代は自分でなんとかしないといけない時代なのだから、
今回は
『司法書士のひとりごと 司法書士で食っていくことは難しいのか?』
に関する内容でした。
あわせて読みたい
東京司法書士会で新人研修をしてきました。その時のブログはこちら
参考書籍
アウトプットを意識して勉強することが大事です。
学びを結果に変えるアウトプット大全 (Sanctuary books)
樺沢紫苑 サンクチュアリ出版 2018-08-03
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