「会社設立アドバイザー」
東京都江戸川区葛西駅前
司法書士・行政書士桐ケ谷淳一です。
司法書士試験後の過ごし方が大事!
今年の司法書士試験も7月5日に終わり、1週間以上が経過しました。
受験生にとっては、一番不安定な時期になると思います。
でも、まだ受かっているわけではないので受験準備はしないといけないのです。
今回は司法書士試験のことを中心に書きますが、どの試験でも同じことが言えると思います。
あなたが合格を目指している資格に置き換えて考えていただけるとうれしいです。
筆記試験発表まで何もしていないと・・・
今は8月あたりに択一試験の基準点が発表になり、勉強再開時期も早めることができるようになりました。
しかし、最終合格発表は9月下旬。
そこが落とし穴なのです。
何もしていないとあっという間に時間が過ぎてしまいます。
時間が過ぎると今までやってきた試験勉強の内容が抜けてしまいます。
合格していればいいのですが、仮に落ちていたら・・・
考えるだけでも恐ろしいことです。
「すぐに知識なんか元に戻る」
と思っている受験生!
あなたのその考えが一番まずいです。
元に戻すまでには相当時間がかかると思ってください。
あなたが思っている倍以上時間がかかるとでしょう。
となると、次の試験までにまた間に合わなくて不合格・・・
ということにもなりかねません。
実は、受験生にとって試験後、今の時期が逆に大事なのかも知れません。
筆記試験合格発表の後、口述試験対策として・・・
不動産登記・商業登記が試験範囲なので、発表までその勉強をしてもいいでしょう。
口述試験後、研修を見据えて、民法や民事訴訟法の勉強をしてもいいでしょう。
意外と研修が始まるとじっくりと勉強している時間はありません。
逆に今の時期からやっていれば、仮に筆記試験に落ちた時も他の受験生と差をつけることが可能です。
行政書士試験でモチベーション維持!
それでもモチベーションの維持をしにくい
というのであれば、行政書士試験を受けてみてはいかがですか?
試験は11月初旬ですし、科目も重なる部分が多いので、モチベーション維持に役立ちます。
行政法関係がネックですが、そこをクリアすれば、受かりやすいと思います。
行政書士を取得することで仕事の幅も広がりますので、勉強しておいても損はないです。
もし、仮に司法書士試験の筆記試験が落ちても、勉強を維持していたので、ロスは少なくてすむでしょう。
若しくは宅地建物取引士の試験でもいいでしょう。
まとめ
今回は司法書士試験を中心に書きましたが、どの試験でも同じです。
勝負は試験後合格発表までの間でしょう。
試験直前期は受かりたければ誰もが勉強するので、意外と差は縮まりません。
むしろ、試験合格後の今の時期からが差が出やすいです。
受験生の皆様、最後まで諦めずに頑張ってください。
今回もご覧頂きありがとうございました。
感想を聞かせていただけると嬉しいです。