なぜ司法書士試験の受験者数は減っているのか?【会社設立アドバイザーの日記】

なぜ司法書士試験の受験者数は減っているのか?

平成27年11月4日、
司法書士試験の最終合格発表
ありました。

ここ最近の司法書士試験の受験者数が
減っていて、今年は1万7000人ほどでした。

合格者数は707名
合格率は約3.9%でした。
(合格者を受験者数で割った場合)

平成27年度司法書士試験の最終結果について

なぜここまで減っているのか、
私なりに考えてみました。


安定志向になっているから?

ここ最近の大卒の就職率が良くなっており、
安定志向になっているのかと。

さらに、子供の将来の夢で
一番なりたい職業が公務員らしいとの
ことを聞きました。

なんだかこの先の日本のことを
思いやられるような気がしますが・・・

いずれにしても、

リスクを負わない現実的な生き方

が影響しているかも知れません。


司法書士試験の場合、
合格までの受験回数は平均3~4回。

そこまで試験合格までに
時間がかかるのであれば、
やる時間がもったいない

そう感じる方も多いかもしれません。


将来が不安

弁護士や公認会計士の場合
合格者を増やしすぎたあまり、
就職先が見つからない事態に。

資格をとっても
就職がままならないのであれば
意味が無いという方も
いるかもしれません。


司法書士についても
将来、この資格本当に残るのか
思っているかたがいるかもしれません。


後は価格競争

安く請け負っていて、
値段では太刀打ち出来ない状況も。

そうなると

折角独立開業の資格であっても
取っても無駄

だと思う方もいるでしょう。


今の時代は司法書士法人ができ
そこに勤務するケースも
増えてきました。

ただ、資格を取っただけでサラリーマンと
さほど変わりない状況ともいえ、
何のための資格なのか分からなく
なっているのも事実でしょう。


司法書士の価値を高めるには
私達がこの仕事に対して適切な価格で
報酬をもらうこと、
もっとプライドを持って仕事をすること

それがないといけないと感じています。


受験までの費用がかかる

企業の景気が回復していますが、
個人レベルまでに回復しているかというと
そこまで言っていないのが現状。

資格試験を目指すのにお金はどうしても
かかってしまう。


難関資格になればなるほど
書籍代や予備校の費用などに費用がかかり、
そこまで今の生活では回せない・・・

費用の面で司法書士試験を断念する方も
いるかもしれません。


まとめ

色々自分なりの意見を書いてみました。

私は「司法書士」という資格は魅力があり
商業登記等の仕事も楽しく、
充実した日々を送っています。


そのような魅力をもっと発信しないと
いけないのかもしれません。


ただでさえ、

「司法書士って何やっているの」

と言われることが多いのが現状です。


私も含め、司法書士の魅力をどんどん
発信していく必要があると思っています。

業務拡大のことも大事ですが
今までの登記業務をもっと大事にする
登記業務に誇りをもって仕事をする

日本司法書士会連合会も
そこまで考えて欲しいところです。


司法書士試験合格発表があったので
自分の所感を書いてみました。

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この記事を書いた人

司法書士・行政書士 桐ケ谷 淳一

司法書士・行政書士 桐ケ谷 淳一

鉄道(乗り鉄・撮り鉄両方)と麻婆豆腐・担々麺をこよなく愛する司法書士・行政書士です。
ひとり会社設立、副業・複業、小さな会社の企業法務の分野を得意としています。
1977年1月 東京生まれ東京育ち
2000年 日本大学法学部法律学科卒業
2004年 司法書士試験合格
2005年 行政書士試験合格
2007年 東京都江戸川区葛西駅前にて司法書士事務所・行政書士事務所を開業
2017年 平成27・28年施行改正会社法・商業登記規則、役員変更登記の注意点(株式会社レガシィから)のCD・DVDを出しました。

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