司法書士試験 1回で受かる人と何年受けても受からない人の差とは?

東京都江戸川区葛西駅前
会社設立などの企業法務・相続専門
司法書士・行政書士の桐ケ谷淳一です。

はじめに

司法書士試験、1回合格者は受験予備校でも重宝されて、いわば広告塔の役割を果たすくらいです。

一方で何回受験できても受からない人もいて、中には諦める人もいます。

なぜ、そのような差が出てしまうのか。
6回目で合格した私が解説します。

説得力あるかどうかは分かりませんが・・・

司法書士試験 1回で受かる人と何年受けても受からない人の差とは?

1回目で受かる人はとにかく必死に勉強している

受験予備校で司法書士の基礎・入門講座を受講するときはどなたもよし合格するぞと意気込みます。

しかし、その情熱もどんどん冷めていくもの。

最終的に1回で受ける方は、精神面で諦めない、絶対に受かるということを内面に秘めている方だと思います。

あと、講師に言われたことは素直に受けいれ、言われたとおりにする人が1回目で合格すると思います。

さらに、全部はできないのだから、講義でやったことを中心にやっている、割り切っている人も早く受かる人の特徴です。

とにかく、最後まで諦めない、素直な人、割り切りのいい人が短期合格者の特徴だといえます。

何回も受験しても受からない人の特徴は?

簡単にいえば、短期合格者の逆をしている人が何回受けても受からない人の特徴。

つまり、余計なことまでやる傾向にあり、割切できない人。

過去問をただダラダラやっていて、覚えることに注力している人も受かりません。

受かりたい人よりも試験に情熱もあまりなく、受かればいいという気持ちで受験している人も受からない人の特徴です。

私が受からない人を見る限り、本当になぜこんなに教材や予備校を変えているのだろうと思ってしまうのです。

最近は情報多寡で取捨選択できない受験生が増えています。

つまり、根底となる基礎力がおろそかで、余計な知識を詰め込む人がいるからいつまで経っても当たり前の知識が身につかないのだと思うのです。

まずは法律が何のためにあるのか、この条文の趣旨は何か、まずは全体像をしっかり構築し、あとは細かいことを身につける、これが合格への秘訣です。

条文と過去問を丹念に繰り返す、過去問を繰り返すことは、他の論点を意識しながら繰り返す、それが大事です。

まとめ

短期合格者と長期受験生の差は割り切りと情熱、そしてこの試験で聞かれていることをきちんと身につけているかどうか。

長期受験生は私もそうでしたが、何でも情報を入れたがりますが、意外と無駄が多いです。

長期受験生こそ短期合格者の勉強方法を身につけるべきだと合格した時感じました。

今回は
『司法書士試験 1回で受かる人と何年受けても受からない人の差とは?』
に関する内容でした。

あわせて読みたい

司法書士試験口述試験の詳細についてはこちらを御覧ください。

参考書籍

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司法書士・行政書士 桐ケ谷 淳一

鉄道(乗り鉄・撮り鉄両方)と麻婆豆腐・担々麺をこよなく愛する司法書士・行政書士です。
ひとり会社設立、副業・複業、小さな会社の企業法務の分野を得意としています。
1977年1月 東京生まれ東京育ち
2000年 日本大学法学部法律学科卒業
2004年 司法書士試験合格
2005年 行政書士試験合格
2007年 東京都江戸川区葛西駅前にて司法書士事務所・行政書士事務所を開業
2017年 平成27・28年施行改正会社法・商業登記規則、役員変更登記の注意点(株式会社レガシィから)のCD・DVDを出しました。