東京都江戸川区葛西駅前
会社設立などの企業法務・相続専門
司法書士・行政書士の桐ケ谷淳一です。
目次
はじめに
このブログの読者のあなたは「経営理念」「企業理念」の重要性を重々承知だと思います。
新規設立法人が増えてきている中で、法人設立時に「企業理念」を掲げることがより重要になっています。
なぜ「企業理念」や「経営理念」がここまで大事になってきているのでしょうか?
クラウドファンディングで目標額を達成しているところの共通点
なぜクラウドファンディングで目標額を達成できるのでしょうか?
これは、自分の情熱や理念が読んでいる人の心に響いたから出資をしたのでしょう。
共感を得る内容にできるか(見返りも含めて)で勝負が決まります。
共感を得るためにすることは自分目線でなく他人目線になること、相手想いになること。
そして、本当に熱意が伝わるか、それがクラウドファンディングの成功の秘訣のひとつではないでしょうか。
企業理念・経営理念 これからのAIの時代の起業に当てはめる
現在、法人設立件数は上昇傾向。
コンパクト法人から将来上場を目指す会社までまちまち。
ただ、最近は資本金の額が500万円以下で設立する法人が増えています。
そこで、ただ法人の器をつくればそれで仕事が来るかというとそうではありません。
魅力ある会社や法人にしないと、これからの時代は生き残れません。
それを対外的にアナウンスするのは企業理念・経営理念なのです。
企業理念・経営理念として自分の思いを相手に伝えることができなければ会社経営はうまくいかなくなります。
そこで参考になる一つの材料として、クラウドファンディングです。
うまくいっているところのを参考にしてあなたの会社の企業理念・経営理念を考えるといいでしょう。
企業理念・経営理念を定款に入れるかどうか
定款に企業理念や経営理念を入れてもいいかについては、入れても問題ありません。
私も数社、定款に経営理念を盛り込んだことがあります。
定款をよく見る経営者は、企業理念や経営理念を盛り込むべきでしょう。
会社設立時から企業理念や経営理念は基本変えないものなので、定款に入れるべきです。
入れる箇所については、前文みたいに入れるのがベストです。
まとめ
これからの法人設立は誰かに訴えかけるものでないといきていけません。
そのためには企業理念や経営理念は必須。
クラウドファンディングで成功しているところが参考になるので、これから起業するあなたは参考にしてみてください。
今回は
『共感されれば会社は成長する!企業理念・経営理念を法人設立時に考えよう!』
に関する内容でした。
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このブログはこれから起業するあなたに知っていただきたい内容。最近は合同会社の設立件数も増えています。
参考書籍
中小企業のための戦略的定款―作成理論と実務
司法書士グループLLP経営360° 民事法研究会 2008-06
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