「デジタル終活」って何?
最近、終活ブームですよね。
自分が亡くなった後、
財産や思いを相続人に知らせるために
記録しておくことが重要です。
「エンディングノート」とかも
最近は書店で売られています。
ところで、パソコンとかに入っている
データなど、自分がなくなった後
どうすればいいと思いますか?
見られたらまずいデータがある方は、ゆ
死んだ後に見られないような対策が
必要だということになります。
パソコンも相続人のものになるので、
データも何も対策を講じていないと
見られたくないものも見られてしまいます。
それが「デジタル終活」といわれる
ものです。
最近のYahooニュースでも
「デジタル終活」が紹介されていました。
事前に相続対策を講じておく
相続対策。
最近は相続税対策や終活など
相続に関するセミナーも
盛況のようです。
ただ、
結局相続対策を考えるのは
自分自身。
自分が考えておかないと、
自分がなくなった後、他の相続人に
迷惑がかかってしまいます。
私が危惧していることは、
昨今離婚が多いこと。
離婚によって、
実は相続関係を複雑に
してしまうこともあるのです。
前妻の子供がいれば、
その人も相続人になるので、
相続関係が複雑になるでしょう。
遺言等でケアすることが必要です。
ただ、遺言を書いたとしても、
遺留分の問題があリますので、
完璧とは言いがたいです。
それでも、
遺言を書いておくことは大事です。
その他、昨今は民事信託も活用されて
いるので、参考にするといいでしょう。
まとめ
「デジタル終活」から、相続のことを
書いてみました。
共通することは
- 残された相続人が困らないようにすること。
- 自分が相続人にどうしたいかを考えること。
それが何よりの相続対策になると
思うのですが、いかがでしょうか。
民事信託活用の実務と書式 事業承継、財産管理、事業展開における積極的活用
山口 明,田中 貴一,高松 志直 日本評論社 2015-07-17
|
種類株式&民事信託を活用した戦略的事業承継の実践と手法
河合 保弘 日本法令 2015-04-03
|
誰でも使える民事信託―財産管理・後見・中小企業承継・まちづくりetc.活用の実務
今川 嘉文 日本加除出版 2012-06
|